臨床診断と管理 #4
- 価格
- 3,850円〜(税込) (D+会員 3,080円〜(税込))
- 付与ポイント
- 1% (通常:35pt〜 D+会員:28pt〜)
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- 00:00 〜 睡眠時ブラキシズム最前線Pat4:〜臨床診断と管理〜
- 00:15 〜 3.診断
- 00:45 〜 睡眠時ブラキシズムの臨床診断
- 02:00 〜 SBの評価項目:どれがどう有効なのか言えますか?
- 02:08 〜 患者の自覚
- 04:47 〜 咬耗
- 06:05 〜 咬耗の正しい評価
- 07:18 〜 起床時の咀嚼筋疲労感ークレンチング
- 09:44 〜 ウェラブル筋電計による測定データの注意点
- 10:10 〜 4.管理
- 11:40 〜 スプリントの3つの目的
- 12:05 〜 スプリントによる力のコントロール:1.歯の保護
- 13:06 〜 睡眠時ブラキシズムの発生と咬合
- 14:00 〜 スプリントによる力のコントロール:2.歯列上に生じる咬合力分布の均等化
- 15:28 〜 グラインディング時の側方力の軽減
- 17:16 〜 なぜフラットスプリントなのか?
- 19:20 〜 スプリントによる力のコントロール:3.顎関節内圧力分布の均等化
- 19:59 〜 【症例】下顎スプリントの弊害
- 21:40 〜 まとめ
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*2023年2月3日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。
前回は睡眠時のブラキシズムの為害作用について学びました。
本動画では、いよいよ診断について解説いただきます。
診断をする上で理想的には筋電図検査できることが望ましいですが、検査できる環境にない先生方も少なくないでしょう。
そこで馬場先生は、筋電図検査の有無に関わらず必須となる「臨床診断」について詳しくお話くださっています。
#1でもお話があったように、臨床診断は「医療面接」と「口腔内診査」が基本です。
医療面接の際に、皆さんはどのようなことを聞かれているでしょうか。
恐らく患者様の自覚や咬耗をはじめとして、様々な情報を引き出していると思います。
この時に把握すべき項目として、馬場先生はエビデンスに基づいたSBの評価を紹介してくださっています。
ひとつ目は「睡眠同伴者により確認された歯ぎしり」があるかどうかです。
この点については、一人で寝ている方の自覚の有無と睡眠同伴者がいる場合での指摘の有無を示した実験結果から考えていきます。
両者の結果を見ると、いかに自覚が当てにならないかということがご理解いただけると思います。
では指摘がなく咬耗も見られない場合は、ブラキシズムがないと診断できるのでしょうか。
ご存知の通りブラキシズムの30〜70%はクレンチングだと言われていることからも、これだけで診断はできないといえます。
同様に咬耗が見られる場合も、ストレスによる一時的なケースも考えられることからブラキシズムだとはいえません。
動画内では「咬耗の正しい評価」について線路に例えた説明や、ウェラブル筋電計の注意点もお話されています。
臨床でブラキシズムの診断をする際に、非常に参考にしていただける内容となっておりますので、ぜひご覧ください。
後半は、ブラキシズムの管理についての講義です。
まずはできるだけリスク因子を取り除き、それでも改善されない場合はスプリントを装着します。
馬場先生はスプリントに関して誤解があると述べておられ、ここでその3つの目的とその効果についてお話されています。
以前関係があると言われていた睡眠時ブラキシズムと咬合ですが、咬合が原因となりブラキシズムが生じることはないそうです。
また睡眠時のスプリント装着時の咬合と、装着していない日中の咬合は別物と考えるようにともおっしゃっています。
スプリントは睡眠時ブラキシズムの管理に欠かせないものですが、これらの点を良く理解した上で用いる必要があるでしょう。
本動画は、合理的なスプリントについて考えさせられる内容となっています。
ぜひご覧になってみてください。
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