MTAで根管充填後14年間で3回再発した症例│パーフォレーションリペアとBGマルチ
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- 00:05 〜 症例2(50歳女性 6番に歯肉腫脹がある症例)
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引き続き、吉岡隆知先生と須藤享先生によるMTAを用いた治療の症例検討ディスカッションです。
本動画では、吉岡先生の患者様について検討を行います。
症例は、50歳女性で第一大臼歯部の歯肉が腫脹しています。
デンタルを見ると根尖はそれほど病変は認められませんが、根分岐部に病変があります。
ガッタパーチャを入れると分岐部に届きます。
パーフォレーションと見当をつけ根管を開けると、分岐部にパーフォレーションを認めました。
根管治療を進めつつ瘻孔が消失したため、根管充填を行いパーフォレーション部はMTAで埋めています。
2年後のデンタルを見ると病変は治癒しておりますが、その1年後のデンタルを確認すると病変が再発しています。
再び根管を開け、パーフォレーション部にテルプラグとマスターデントテルプラグを置き、2か月後にCR充填を行いました。
その時は病変が少し小さくなったことを確認できましたが、また2年後に再発をおこしています。
CT撮影でMTAの下に骨欠損を認めました。
今回はBGマルチを入れて、経過を見ているところです。
このように3回の再発を起こしている症例についての検討を行っています。
今回の症例で用いたMTAと比較したBGマルチの物性についての話もされており、参考になります。
MTA以外の材料の導入を検討している先生方に見ていただきたい動画です。
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