MTAで逆根管充填を行い8年後に再発したケース
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- 00:07 〜 症例3(37歳女性 右上4番の歯茎が腫れた症例)
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引き続き、吉岡隆知先生と須藤享先生によるMTAを用いた治療の症例検討ディスカッションです。
須藤先生の患者様について検討を行います。
症例は37歳女性 右上第二小臼歯の歯茎が腫れたということで来院されました。
他院でのメンテナンス中に頬側に瘻孔が認められ、根管の拡大が大きくなされており、太いポストも入っていたため破折の精査を兼ねて逆根管治療を行っています。
肉芽組織除去後のメチレンブルーによる染色でクラックは認められませんでした。
この時は逆根管窩洞形成を行い、MTAにて逆根管充填を行いました。
その後来院が途絶え、8年後に歯茎が腫れたとのことで再び来院されました。
犬歯と第二小臼歯間に膿瘍が形成されており、デンタルで第二小臼歯に根尖病巣を認めました。
CTにより第二小臼歯の頬側に骨吸収を認めました。
再び逆根管治療を行ったときに泥状のMTAとわずかな破折線を認め、泥状のMTAを流した後に新しくMTAの充填を行っています。
現在3年目のフォローアップ中ですが、病変は治癒傾向にあります。
この症例が再発した原因が何なのかについて検討を行っています。
また、歯根吸収症例についてもお話しされております。
先生方のディスカッションを見て、明日からの臨床に活かしませんか。
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