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*2022年9月25日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。
2級CR修復を成功に導くための概念について、飯田真也先生にお話しいただきました。
まず、CRとインレーどちらを選択するべきなのか?
また、選択する際の基準をお話しいただいています。
Repeated Restoration Cycleに乗ってしまった歯は元に戻すことは出来ません。
しかし、ゆっくり進行させるために歯科医師としてできることを常に考えて診療することが大切です。
初期う蝕の治療にCR修復は主に有効ですが、その他6つの修復方法の症例を紹介していただきます。
前歯部のCR治療では、3つ例にあげていただき、どれも即日にきれいに仕上がっている様子がご覧いただけるでしょう。
そして、臼歯部のCR修復では4つ術前・術後写真を比較します。
治療後の写真を見ると、患者様に満足していただけるようなきれいな仕上がりになりました。
さらにすべての症例にCR修復が有効なわけではなく、間接修復が必要になる場合があるのです。
実際のセラミックス治療の症例も2つ解説していただきます。
1つ目の症例では、セラミックスの選択に至った理由が理解できるでしょう。
術前・術後写真を見ると、とても良い状態で修復されていることがわかります。
2つ目の症例は、7番が欠損し8番が近心傾斜している症例です。
治療後は、辺縁隆線が整い、食物残渣が残りづらい形態となりました。
どちらの症例からも歯の状態に合わせて材料を選択することが、重要であると理解することができました。
そして、従来よりもクオリティの高い治療を提供することが可能であることがわかるでしょう。
さらに「CR治療の目的」をご教授していただき、改めてCR修復の本質を明確に理解することができます。
そして「臼歯部隣接面(2級窩洞)の修復法として、臨床成績に違いはあるのか?」の疑問も説明していただきました。
正しく理解することで、価値のあるCR修復の医療提供が行えるのです。
次に、大きな窩洞の脱離症例を2つ紹介していただきました。
どちらの症例もINが脱離し、2次う蝕がある症例ですが、CR修復をすべきなのでしょうか。
必要最低限の被覆方法を選択し、確実な接着修復治療が行われました。
ここではCR修復にこだわり過ぎず、将来的に破折の危険がある症例に対する考え方がおわかりいただけるでしょう。
それでは、実際にどのように2級CR修復をしていくのでしょうか。
次の動画でご説明いただきます。
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