Doctorbook academy

  • 日時
    2024年5月18日(土) 09:00 - 2024年5月19日(日) 18:00

    公開終了日時
    2024年5月26日(日) 23:59

  • 【開催日時】5月18日(土) 午前

    セクション1 | 当日のスケジュール
    09:00~09:10 大会挨拶    玉置勝司先生
    09:10~10:00 ①高齢者に対するインプラントを含む補綴歯科治療の考え方   黒嶋伸一郎先生
    10:00~10:50 ②高齢者における歯周治療と関連する全身の問題    青山典生先生
    11:00~11:50 ③高齢者の口腔機能と栄養の評価・口腔機能管理    上田貴之先生
    11:50~12:50 ④認知症の口を支える基礎知識    平野浩彦先生
    13:00~13:30 【本セクションの質疑応答】 黒嶋伸一郎先生 青山典生先生 上田貴之先生 平野浩彦先生

    このセクションでは、高齢者歯科医療の核心に迫り、最も応用すべき治療法と臨床的アプローチについて講演します。各講演は高齢者のインプラント治療、歯周治療、口腔機能と栄養評価、認知症患者への対応といった幅広いトピックをカバーします。これらのセッションは、歯科医師が直面する日常の課題に対して、実践的かつ深い知見を提供します。
    ※当日の9:00から玉置勝司先生(神奈川歯科大学総合歯科大学 特任教授)により大会挨拶を行い、各講演を順次に開始いたします。
    ※4講演が全部終了後に「質疑応答セッション」を行います。

    【各講演の詳細】
    『高齢者に対するインプラントを含む補綴歯科治療の考え方』
    【講師】黒嶋伸一郎先生(北海道大学大学院歯学研究院 口腔機能学分野冠橋義歯補綴学教室 教授)
    【講演概要】近年,デンタルインプラント治療を希望する高齢患者が増加している.一方高齢者では,男性の90%と女性の100%が歯科医院に自分の力では来院できなくなるという現実を併せ持つ.そこで本講義では,高齢者に対するインプラントを含む補綴歯科治療の考え方について,特に補綴装置の種類と適応タイミングに焦点を絞り,現在の科学的情報と実際の補綴歯科治療を提示させていただきながら解説する.本講義が先生方の日常臨床のヒントになっていただければ幸いである.
    【本講演で学べること】
    ・高齢者における補綴歯科治療の現状と問題点の抽出
    ・高齢者に適応できる補綴装置の種類
    ・高齢者に適応できる補綴装置の適応タイミング

    『高齢者における歯周治療と関連する全身の問題』
    【講師】青山典生先生(神奈川歯科大学  教育企画部 教授)
    【講演概要】高齢化が進むわが国において、高齢者に対する歯科治療がいままで以上に求められるようになっている。近年では歯の保存が進んでいることにともない、高齢者における歯周病有病率は増加の一途をたどっている。歯周病と全身疾患との関連が指摘され、世界的に多くの研究が行われたことによりさまざまな知見が明らかになってきた。歯周病は循環器疾患や糖尿病と関係があるだけでなく、歯周病原細菌が認知症にも関与している可能性がわかってきた。現在、特に対策が必要な全身疾患を有する高齢者に対する歯周治療について、今回のセミナーでその注意すべき点を確認していきたい。
    【本講演で学べること】
    ・高齢者で増えている歯周病
    ・歯周病と関連する全身の問題
    ・高血圧や糖尿病などの全身疾患を有する高齢者への歯周治療

    『高齢者の口腔機能と栄養の評価・口腔機能管理』
    【講師】上田貴之先生(東京歯科大学 老年歯科補綴学講座 教授)
    【講演概要】オーラルフレイルや口腔機能低下症は、外来患者や自立高齢者の5割以上で見られるといわれています。自覚症状に乏しいため、検査をして発見されることも少なくありません。本講演では、オーラルフレイルや口腔機能低下症の考え方を理解することで、患者へ説明ができるようになります。口腔機能低下症の診断に必要な7つの検査だけではなく、外来で簡便に実施できる機能検査についても紹介します。また、口腔機能管理や栄養指導の考え方を理解していただき、患者指導で実践していただきたいと思います。
    【本講演で学べること】
    ・オーラルフレイルや口腔機能低下症の概念を理解し、説明できるようになる。
    ・外来診療での高齢者の口腔機能検査の目的を理解し、患者に説明ができるようになる。
    ・口腔機能が低下した患者への口腔機能管理や栄養指導について理解することができる。

    『認知症の口を支える基礎知識』
    【講師】平野浩彦先生(東京都健康長寿医療センター 歯科口腔外科部長)
    【講演概要】わが国における認知症患者の急激な増加を受け, 2019年に認知症施策推進大綱が取りまとめられ、認知症の人の状況に応じた口腔機能の管理を推進することが記載されている. 8020達成者が2016年には5割を超え,さらに歯科インプラントなどの高度な医療を受けている者も多く,その口腔環境は多様であるり,継続的な口腔管理が必要不可欠である.その一方で,80歳以上になると認知症発症のリスクも急速に高まる.ひとたび発症してしまうと自身の歯のケアや歯科治療の受容も徐々に困難となる認知症を発症しても、歯さらには口の機能を守る責務があるのではないだろうか.認知症の人を歯科としてどう支えるか、先生方と考えるお時間を頂戴出来たら幸いである.
    【本講演で学べること】
    ・認知症の種類
    ・認知症を取り巻く社会インフラ
    ・認知症の人への対応の視点

    (注意:各講演は講師のご都合により変更の可能性がございますので、ご了承ください。)

次のエピソード

  • このセクションでは、歯科衛生士に必要な高齢者ケアの深い理解を提供します。高齢者の心理理解、口腔衛生の管理、口腔機能の評価といったキーポイントを取り上げ、実際の臨床シーンでの適用方法を探ります。これにより、歯科衛生士は高齢者患者の口腔ケアにおける効果的なアプローチを学び、より質の高いケアを提供することができるようになります。
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