Doctorbook academy

    • 00:00 〜 演者紹介
    • 01:22 〜 歯の移植の基礎知識
    • 03:06 〜 歯の移植成功のために
    • 04:46 〜 症例~右下6抜歯後右下8を遅延型移植行った症例~
    • 09:42 〜 症例経過
    • 10:45 〜 症例を振り返って
    • 12:31 〜 専門医への質問1~歯の移植時の根管治療について~
    • 12:53 ~ 専門医への質問2~ドナー側の掻爬について~
    • 13:14 〜 専門医への質問3~専門医の実際の手技~
  • 外科的歯内療法の一つの選択肢に「歯の移植」があります。歯の移植については様々な報告があります。

    エンド専門医とのディスカッションを行うにあたって、事前に参加者である井角先生より、歯の移植を行った症例をお話いただきます。

    自家歯牙移植は、失われた歯の代替として、その高い成功率と自然な見た目、そして歯根膜の再生能力から注目されています。
    特に、5年生存率が90%以上にも達するというデータは、この治療法が如何に有効であるかを物語っています。
    インプラント治療と比較しても、自家歯牙移植独自の利点が明確になっています。

    成功の秘訣は、健全な移植歯と良好なドナー側の骨状態にあります。
    特に、歯根膜の中にある幹細胞とマラッセの上皮遺残が重要な役割を担っていることがわかっています。
    治療を成功に導くためには、細心の注意を払う必要があります。
    例えば、抜歯時の脱臼回避や、歯の埋入深度、操作時間の短縮などがポイントとされています。

    具体的な症例として、29歳女性患者さんの事例が紹介されました。
    2018年に初診で来院されました。主訴は右下6の疼痛で、治療として智歯を用いた移植が行われました。
    過去の研究によれば、即時移植と遅延型移植の間で大きな差は認められないことから、本症例では遅延型移植が選択されました。

    移植時には、根尖病巣を考慮し、また、分岐部病変の予防のために歯を特定の角度で埋入するなど、慎重な操作が求められました。
    この症例では、4年後も良好な結果が保たれており、自家歯牙移植の有効性が再確認された事例となりました。

    この症例に対して、歯内療法専門医である吉岡隆知先生、須藤享先生はどのような視点を持っているのでしょうか?
    次の動画では、伊角先生を交えて3先生でディスカッションしていただきます。

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