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【講師名】
毛内 伸威先生【略歴】
昭和43年1月生まれ
平成6年3月:明海大学歯学部卒業
平成6年6月:明海大学PDI埼玉歯科診療所に入所
平成14年4月:講師
平成15年7月:明海大学PDI埼玉歯科診療所退職
平成17年6月:杉並区であいり歯科クリニック開業
平成24年12月:入間市にて移転開業
平成25年4月:明海大学臨床講師
平成26年4月:神奈川歯科大学研修生
現在に至る【所属】
・天王洲小川会
・赤坂会
・日本臨床歯科学会
GBR法は、インプラント治療における骨造成の効果的な手段として広く認知されています。
この方法は、骨欠損部位に対し遮断膜を用いて骨再生を促進することで、インプラントの成功率を高めることを目的としています。
今回は、実際の症例を通して、GBR法の手技のポイントについて具体的に紹介します。
まず、インプラントポジションの決定はトップダウントリートメントに基づいて行います。
CT撮影により、特定部位の骨幅不足を事前に把握し、適切な骨造成法を選択することが大切です。
今回は、骨幅が不足していた右下4部にGBR法を適用しました。
切開はGBR法の第一ステップであり、正確な切開が成功への鍵です。
骨膜までしっかりと切開し、歯槽頂部の切開は中央か少し唇側に行うことが推奨されます。
剥離操作では、骨膜ごと一塊で剥離することで、出血を最小限に抑えます。
次に、新鮮な骨の表面を明らかにし、軟組織の徹底的な掻爬を行います。
この工程は、骨の健全な癒合を促進するために欠かせません。
減張切開については、テンションを十分にかけつつ、浅い切開を心がけることがポイントです。
適切な部位での減張切開と骨補填材の充填は、GBR法の成功に直結します。
GBR法においては、メンブレンの正確な試適と骨補填材の適量が必須です。
隣在歯からメンブレンを1ミリ離すことで、感染のリスクを低減できます。
この動画では、GBR法に必要な基本手技をわかりやすく解説しており、臨床での応用に役立つ情報が満載です。
切開から充填までの各ステップでの注意点やコツが紹介されているため、明日からの治療に直接活かせる内容となっています。
GBR法をさらに深く理解し、技術を磨きたい歯科医師の方には、ぜひ視聴をおすすめします。
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