Doctorbook academy

    • 00:00 〜 概要
    • 00:32 〜 根管治療開始
    • 01:30 〜 髄床底のパーフォレーションリペア手技
    • 02:45 〜 パーフォレーションリペアの実際
    • 04:15 〜 まとめ
  • 症例は67歳男性、上顎左側大臼歯部の根管治療です。
     
    ブリッジを装着したばかりで激しい痛みが出現したため、再根管治療を依頼されました。
     
    ブリッジを外さず第一大臼歯、第二大臼歯に根管治療を開始しました。
    CTにて、第一大臼歯近心根及び分岐部に骨欠損が認められます。
    髄腔開拡をしていくと、髄床底のレジン充填がすぐ取れてしまい、その下はパーフォレーションしていました。
    その日はパーフォレーション部に水酸化カルシウムを貼薬して一旦閉じ、日を置いて、パーフォレーションリペアを行います。
     
    パーフォレーションリペアの図式を動画で確認しましょう。
    穿孔部下の肉芽にテルプラグ等の吸収性の止血剤をプラガーで押し込み、上に適切な充填材を置きます。
     
    1・2年前の論文で、MTAセメントでのパーフォレーションリペアは予後が悪い事を受けて、
    吉岡先生はMTAセメントを使わず、CR充填をしているそうです。
    先生が愛用されているCRチップとレジンも紹介していますので、参考にしてください。
    CRチップ30GとマジェスティESローフローを使えば、顕微鏡下で確実に充填する事が出来ます。
     
    実際にパーフォレーションリペアを行いましたが、確認のデンタルでは、残念ながらブリッジに阻まれて写っていませんでした。
    その後は通法どおり根管治療を行い、近心根のイスムスを頼りにMB2を発見しましたので、そちらも根管治療をします。
    穿孔封鎖後、根管形成・根管充填でCR充填は簡単に外れませんでした。
     
    パーフォレーションは、根管治療中に1度や2度は経験するものですが、正しく精密なパーフォレーションリペアを行えば怖いものではありません。
    是非ご視聴ください。

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