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プレミアム
2024年6月5日(水) 公開

”失敗しないために” マイクロスコープのトラブル&リカバリー

    • 00:15 〜 よくある失敗3選
    • 01:02 〜 ラバーダムの大切さ
    • 05:07 〜 ミラーテクニック
    • 05:50 〜 姿勢 術者と患者のポジショニング
    • 07:36 〜 おすすめのミラー
    • 08:10 〜 ミラーテクニックの勘所
    • 09:55 〜 術野と録画映像のギャップ
    • 12:50 〜 下顎治療時の手の動き
  • マイクロスコープを使い始めた方が直面するよくある失敗として、以下の三つが挙げられます。

    まず一つ目は「思ったような視野が得られない」という問題です。これに対する最も効果的な解決策は、ラバーダムの使用です。
    マイクロスコープを使用すると左手はほとんどミラーを持つことになり、口唇の排除が難しくなりますが、ラバーダムを使うことで、口唇や舌の動きを抑え、治療の精度を高めることができます。

    次に二つ目は「自分が見ている画像と録画したものが一致しない」という問題です。この問題を解決するためには、定期的な視度調整が重要です。視度調整を怠ると、実際の視野と録画映像にズレが生じやすくなります。また、マイクロスコープにカメラをつけている場合、術者から見える丸い視野の中心を四角く切り取った視野が録画されます。
    このことを意識して、常に録画したい対象を術野の中心に持ってくることが重要です。

    最後に三つ目は「下顎の治療時に手が思うように動かない」という問題です。この問題は多くの先生方が経験するもので、特に練習が必要です。具体的な対策として、まずエンド治療から始めるのがおすすめです。エンド治療では、超音波チップを使って根管入口を綺麗にすることで、手の動きを慣らしていくことが重要です。
    また、ミラーテクニックもマイクロスコープを使う際は特に重要です。左手は常にミラーを持つことが基本になりますので、ミラーを使うことで、様々な角度から視野を確保でき、直視では見えない部分も確認しやすくなります。特に、ミラーの位置や使い方を工夫することで、治療の精度を向上させることができます。

    マクロスコープは実際に使用しながら慣れていくことが大切です。ぜひ一つ一つ壁をクリアしながら取り組んでみてください。

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