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プレミアム
2024年10月10日(木) 公開

土屋賢司先生 症例100本ノック 第11回 PART3【期間限定プレミアム公開】

    • 00:00 〜 症例提示~全顎的な咬合崩壊症例~
    • 03:42 〜 ディスカッション~今回のような症例が来た時に~
    • 14:26 〜 患者教育の重要性
    • 21:55 〜 今後どうする?
  • 本シリーズ詳細はこちら


    2つ目の症例は、全顎的に咬合崩壊を生じている症例です。
    一つの症例から、患者様のバックグラウンドや問診の重要性について熱いディスカッションが行われます。
     
    症例は38歳男性で、入れ歯を入れたいという主訴に来院されました。
    口腔内写真、パノラマX線写真の結果から、臼歯部の抜歯を中心に多数歯の抜歯が必要と考えられます。
    まずは、前歯部の根管治療や暫間修復を行い、審美面での改善を行いました。
    その後、義歯による咬合再構成を考える際に、クリアランスやインプラントの適否について全員でディスカッションを行いました。
     
    比較的若年者の段階で多くの歯がカリエスに侵されており、何故このようになってしまったのかを考えなければなりません。
    患者様の生い立ちや家族歴、モチベーションの状態について詳細に問診しなければなりません。
    土屋先生のアドバイスは「患者さんにとってことの重大さを理解させるまで、手を出さない」ということです。
    なぜなら、今後の来院のモチベーションを維持し、継続して治療を行っていくには、意識改革が必要だからです。
    これは、決して治療を行わないということではありません。
    立派な患者教育であり、ある意味ショック療法に近いようなことです。
    意識を変え、「歯を大切にしよう」と患者様に思わせることも私たち歯科医師の仕事です。
     
    今回の症例では、すでに前歯部を中心に、治療を行ってしまっています。
    最後に、現在段階でどのように対応したらよいのでしょうか。
    聴講している先生方とディスカッションしていきます。
     
    治すことだけに集中してしまいがちですが、それ以上に患者教育が重要になることがあります。
    そんな患者教育の重要性を再認識する症例です。
    咬合崩壊が生じてしまった患者様が初診時に来院されたときにどう対応すべきなのかを迷わないように参考になる一本です。
    ぜひ一度ご視聴ください。

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