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プレミアム
2025年1月24日(金) 公開

ORT塾 第3回 PART1【期間限定プレミアム公開】

価格
167,200円〜(税込) (D+会員 133,760円〜(税込))
付与ポイント
1% (通常:1520pt〜 D+会員:1216pt〜)
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    • 00:00 〜 本編スタート
    • 00:06 〜 頭蓋顔面発育障害がもたらす弊害
    • 00:46 〜 【Day2の復習】ORT矯正とは
    • 04:28 〜 ルートギアモデルの解説 step1
    • 06:27 〜 step2
  • ort3

    本日はORT塾のDay3です。 
    前回のDay2で、不正咬合(歯並びが悪くなる原因)について、3段階のステップで学びました。 
    ステップ1では「顔の成長が悪いこと」が不正咬合の原因です。 
    しかし、私たちはまだ成長期の子どもたちに対して「顔自体を成長させる」というアプローチが必要だと考えています。 
    ステップ2では、「口腔機能発達不全症」が顔の成長不良の原因であると解説しました。 
    さらに、その口腔機能発達不全症を引き起こす根本原因として「口呼吸」が挙げられます。 
    これらの要因が、顔の骨の発育にどのような影響を及ぼすのでしょうか。 
     
    顔の成長が悪いと、上顎骨が下に垂れ下がり、下顎骨も後退します。 
    これにより、顔の骨格が下方に回転し、鼻の根元が低くなり、口が開いたままになる状態が続きます。 
    この状態が「頭蓋顔面発育障害」です。 
    具体的な特徴として、鼻が低く、上唇が反り上がり、顎が小さく後退し、二重あごになりやすくなります。 
    これにより、のっぺりとした顔や、いわゆる「豚鼻」「顎なし」のような顔つきになることが分かっています。 
    私たちが目指す「ORT矯正」は、単なる歯並びの改善ではなく、顔全体の成長を正常化し、真の健康を追求するものです。 
    この矯正法は「ルートギアモデル」を用いて、原因にアプローチし、予防・持続可能な治療を行うことが特徴です。 
    具体的には、次の5つのポイントがあります。 
     1.        全人の健康 
     2.        原因の追究 
     3.        予防医療 
     4.        持続可能性 
     5.        患者自身 
    動画ではそれぞれ詳しく解説しているのでご確認ください。 
     
    歯並びが悪くなる主な原因は、「顎が小さいこと」です。 
    顎が小さい理由は、子どもたちが「口呼吸」をし、口が開いたまま舌が下がる姿勢が習慣化していることにあります。 
    これが「口腔機能発達不全症」の原因です。 
    口を開けて舌が下がることで、顔の骨は下に垂れ下がり、顎の成長不良が起きてしまいます。 
    さらに、異常な飲み込み方(異常嚥下)が加わることで、顔全体の成長が悪くなるのです。 
    本来、舌は上顎に接していることで、上顎骨と下顎骨の成長を促します。 
    しかし、口が開いていると舌は下がり、上顎骨が垂れ下がり、顔の成長が時計回り(後下方)に回転してしまいます。 
    この状態が続くと、顔の成長に歪みが生じ、鼻が低く、上唇が反り、顎が小さくなるといった外見的な変化が現れます。 
    その影響からか近年、美容目的で鼻の高さを整えたり、顎の形を整えたり、整形手術が増えているのではないでしょうか。 
    しかし、私たちが重視しているのは、見た目の美しさだけではなく、根本的な健康の改善です。 
    そのため、子どもたちの「口呼吸」を改善し、正しい口腔機能を育てることが求められています。 
    これが、井上先生が追求している「ORT矯正」の理念です。 

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