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2025年4月14日(月) 公開

部分床義歯の難症例を攻略する 〜 部分床義歯作製のポイントとインプラントの有効利用 〜

    • 00:19 〜 目次
    • 00:59 〜 1)部分床義歯作製の押さえるべきポイント
    • 01:05 〜 各補綴物の装着者の割合
    • 02:39 〜 部分床義歯作製のポイント~設計~
    • 05:39 〜 概形印象採得
    • 11:23 〜 精密印象採得
    • 17:26 〜 咬合採得
    • 26:57 〜 蝋義歯試適
    • 31:44 〜 2)部分床義歯の難症例を克服する
    • 32:01 〜 欠損の原因と見方・捉え方
    • 34:37 〜 垂直的な顎堤吸収をしている症例
    • 39:29 〜 水平的な顎堤吸収をしている症例
    • 41:44 〜 左右すれ違い咬合症例
    • 48:20 〜 3)IARPD(Implant-assisted removable partial denture)の基礎知識
    • 48:31 〜 IARPDの歴史
    • 53:00 〜 IODで何ができて、何ができないのか?
    • 57:04 〜 IARPD適応症
    • 59:23 〜 IARPDの治療の流れ
    • 1:00:52 〜 診査・診断
    • 1:02:49 〜 インプラント埋入
    • 1:04:18 〜 二次手術
    • 1:04:42 〜 印象採得
    • 1:08:18 〜 咬合採得
    • 1:09:23 〜 蝋義歯試適、完成
    • 1:09:48 〜 リテンションディスクの装着
    • 1:11:32 〜 IARPDにおける補綴的偶発症~アタッチメントに関する問題~
    • 1:13:26 〜 IARPDにおける補綴的偶発症~義歯床に関する問題~
    • 1:14:08 〜 各種アタッチメントの比較
    • 1:18:25 〜 フレームワークの設計に関する要点
    • 1:19:35 〜 IARPD製作のフローチャート
    • 1:22:40 〜 4)部分床義歯難症例におけるIARPDのススメ
    • 1:30:51 〜 本日の講演のまとめ


  • 本動画では、兒玉直紀先生による解説で、部分床義歯の難症例にどうアプローチするかを、実際の症例をもとに学んでいきます。
    保険診療の中で実現可能な設計・作製技術の工夫が詰まっており、日常臨床にそのまま活かせる内容です。

    まずは、部分床義歯設計の基本から確認。支持→把持→維持の順に設計を組み立て、概形印象から完成義歯に至る一連の工程を、ポイントを押さえて解説しています。
    印象採得ではオルタードキャスト、咬合採得ではゴシックアーチやスプリントによる下顎位決定、蝋義歯試適では転覆試験やスキーゾーンの確認など、熟練者ならではのコツが随所に盛り込まれています。

    難症例として取り上げられるのは、力が原因で欠損が進行したケース。垂直的顎堤吸収には加圧因子の修正、水平的吸収には受圧面の工夫を加え、粘膜支持を確保するなど、骨の状態に応じた設計変更が重要です。
    また、印象採得すら難しいような左右すれ違い咬合の症例では、咬合採得を複数回行い、咬座印象によって最終的な咬合平面や咬合高径を調整していく過程も詳細に紹介されます。

    さらに注目すべきは、IARPD(Implant-assisted removable partial denture)の実際です。インプラントはあくまで義歯の補助として位置づけ、下顎遊離端やすれ違い咬合など部分床義歯単独では解決しにくい課題に応える選択肢となります。
    義歯主体の設計でインプラントを補助的に使うIARPDは、栄養接種状態にも好影響があるとされています。

    IARPDの適応症、アタッチメントの種類、偶発症の実際、フレームワーク設計、治療の流れまで網羅的に解説。
    長期症例も紹介されており、日常臨床で「部分床義歯でここまでできるのか」と驚かれる先生方も多いのではないでしょうか。

    フルマウスの自費治療ではなく、保険診療の中で難症例に挑む手技や思考を深めたい歯科医師、歯科技工士の先生方にこそ、ぜひご覧いただきたい内容です。

    【こんな先生方におすすめ】
    ・部分床義歯の設計と製作を体系的に見直したい一般臨床医
    ・難症例(左右すれ違い咬合や顎堤吸収)への対応に悩む先生
    ・IARPDの基本と臨床応用を症例ベースで理解したい方

    【学べるポイント】
    ・部分床義歯設計の基本と難症例への対応技術
    ・垂直・水平的顎堤吸収やすれ違い咬合への対処法
    ・IARPDの設計、偶発症、アタッチメント運用までの流れ    

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