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2025年7月3日(木) 公開
Introduction|第43回 臨床歯科を語る会 分科会【根分岐部病変にどう立ち向かうか?】
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2024年7月5日-7月7日に開催された『第43回 臨床歯科を語る会』のアーカイブから、
分科会セッション「根分岐部病変にどう立ち向かうか?」の講義をお届けします。
第43回臨床歯科を語る会から「introduction 根分岐部病変にどう立ち向かうか?」をお届けします。
▼根分岐病変の最難関と3度病変
根分岐病変(furcation involvement)は、歯周治療のなかでも特に難易度が高いといわれています。
なかでも3度病変は抜歯の選択が増えがちですが、適切な環境整備や再生療法を活用することで保存が可能になるケースもあります。
抜歯一択ではないという考え方が、若手からベテランまで多くの先生に改めて求められています。
▼再生療法とガイドライン
ヨーロッパ歯周病学会のガイドラインでも可及的な保存アプローチが推奨されています。
骨形態や患者さんの清掃レベル、モチベーションなど複数の要因を考慮して再生療法や根分割(ヘミセクション、セパレーション)を検討することで、抜歯を回避できる可能性を追求します。
▼6名の多彩な視点
本分科会では、福場駿介先生をはじめ谷口崇拓先生、大八木孝昌先生、新井俊樹先生、池田雅彦先生、牧野明先生の6名が、それぞれの実績と文献ベースの知見をもとに発表します。
下顎・上顎の再生療法から多様な保存的治療、独自アプローチまで幅広い症例が紹介され、根分岐病変への理解が一段と深まります。
長期的な歯の維持に向けて、多角的な判断材料を得られる内容です。
歯を残せる可能性を探りたい方、抜歯か保存で迷う症例をお持ちの方にぜひご覧いただきたい講義です。
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