Step3-2　「体内水分量」と「唾液分泌」の関係

この動画では、「体内水分量」と「唾液分泌」の深い関係について、

歯科衛生士の臨床に役立つ視点で分かりやすく解説しています。

安静時・刺激時・睡眠時で異なる1日の唾液分泌量の特徴にはじまり、

時間帯による変化では午後3～4時がピークとなること、暗闇や明るさによっても分泌量が左右される点など、

意外と知られていない唾液のリズムが丁寧に紹介されています。

また、姿勢による影響（寝ているより座位、座位より立位で分泌が増える）や、

季節による変動（夏は汗による水分減少で唾液量が35％低下する）といった、日常生活と深くつながるポイントも学べます。

さらに、体内水分量が8％減ると唾液がゼロになるという具体例を示し、

水分補給の重要性を実感できる内容です。

患者さんの生活スタイルや仕事環境を把握することがリスク評価につながるという視点も得られ、

日々のメンテナンスや指導にそのまま活かせる実践的な講義となっています。

【こんな人におすすめ】

・唾液分泌のメカニズムをより深く理解したい歯科衛生士
・口腔乾燥の原因を生活背景から読み取りたい方
・患者指導の根拠を増やしたいメンテナンス担当者

【学べるポイント】

・時間帯・姿勢・季節による唾液分泌量の変動
・体内水分量と唾液分泌の具体的な関係性
・乾燥リスクを生活スタイルから評価する視点