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スペシャル
2026年9月3日(木) 公開

Part2 治療戦略編

価格
22,000円〜(税込) (D+会員 17,600円〜(税込))
付与ポイント
1% (通常:200pt〜 D+会員:160pt〜)
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  • 診査・診断で問題点が見えてきたとき、次に問われるのが「どこから、どのような順序で治療するのか」です。

    Part2では、前歯部の審美的改善を主訴とする40代女性の症例に対し、矯正・補綴・咬合をどのようにつなぎ、包括的な治療計画へ落とし込んでいくのかを土屋賢司先生が解説します。

    大きなテーマとなるのが、下顎の叢生に対する治療戦略です。ディスキングだけでは改善が難しいと考えられる叢生に対して、安易に抜歯を選択するのではなく、まず上顎前歯部をどこに位置させるべきかを考え、その位置から犬歯や臼歯のポジションを検討します。さらに、CTで歯根が顎骨内のどこに位置しているかを確認し、歯列をどこまで拡大できるのかを判断する必要性についても言及します。

    また、矯正は「歯をきれいに並べること」だけが目的ではありません。前歯部のアンテリアガイダンスや臼歯部の咬合接触、歯根の平行性、トルクなどを考慮しながら、機能的な位置へ歯を導くことの重要性を解説。歯肉退縮や骨隆起など、現在認められる所見についても咬合との関連を考察していきます。

    治療開始時には、前歯部のクラウンなどを外し、その内側にある支台歯の歯軸や捻転の状態を確認することが重要です。そのうえで、必要な初期治療を行い、矯正開始時には本来の歯の位置や形態を反映したプロビジョナルを用いる考え方が示されます。

    さらに、欠損スペースや叢生に対しては、パノラマ上の二次元的な動きだけで判断せず、歯を三次元的にアップライトさせることでどの程度スペースを確保できるのかを検討。CTやセットアップを活用しながら、抜歯の必要性や矯正医との連携を判断していきます。

    そして治療計画を決定するうえで欠かせないのが、患者さんとのカウンセリングです。まず術者が原因を考え、最善と考える治療を提示したうえで、患者さんの年齢や背景、希望を聞きながらエンドポイントをすり合わせていく。最初から治療目標を下げるのではなく、患者さんから情報を「聞き出す」ことの重要性についても語られます。

    矯正・補綴を個別に考えるのではなく、顔貌、咬合、歯根、患者背景までを一つにつなぎ、時間軸を見据えて治療戦略を組み立てるための思考を学べる内容です。

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