本コースでは、歯科医療従事者に向けて”伝わるプレゼン”を作成するために重要な基礎知識が学べます。勉強会や学会発表のためにプレゼンを初めて作成する方にオススメの内容です。
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今回のプレゼンテーション講師は、松田謙一先生です。
#1では冒頭で松田先生より自己紹介と、プレゼンセミナーをする理由の説明をいただきました。
講師登壇経験からの知見と経験を交えて解説していただいております。
初めてプレゼンテーションを行う方や、講師経験はあるけど数百人の前では初めて、症例発表は初めてなどの方に役立つ動画です。
まずは松田先生より、自己紹介をいただいております。
松田先生は、大阪大学歯学部卒業後、補綴科の医員、臨床講師・准教授、歯科医院院長など経験されています。
まとめると、大学で義歯や高齢者の臨床・研究・教育に長く携わり、その後義歯の教育に力を入れて活動されている方です。
次に、そんな経歴をもつ松田先生が「プレゼンのセミナーを行う理由」について解説くださっています。
松田先生の今までのプレゼンセミナーリストを見ながら、話が進みます。
リストに記載されているように、1〜2年で165件の講師登壇をされているのが理由です。
講師業が多い松田先生でも「初めから良いプレゼンテーションができていた訳ではなかった」とおっしゃっています。
松田先生は2010年に2時間ほどのセミナーをしたのが初めてで、
当時の資料を見ながら、原稿までしっかりと書いていたことなどを説明してくださっています。
誰でも初めから上手なプレゼンテーションはできなくて当然です。
そこで、今回は松田先生の経験を踏まえたプレゼンテーションの極意をお伺いしました。
アジェンダは以下の通りです。
1 7つのルール
2 スライドデザインのポイント
3 Keynote vs Powerpoint
4 まとめ
■良いプレゼンのルール1
突然ですが、「良いプレゼンテーション」とは何でしょうか?
パッと思いつくものではTedトーク、スティーブジョブズ氏のアップル商品説明会などがあります。
これらのテーマとしては「社会的課題」「演者自身の事業PR」「新開発の商品やサービス」などです。
動画内ではこれらの有名なプレゼンテーションの要約を教えてくださっています。
そして、それらのプレゼンテーションと比較しながら、歯科の場合どのように考えれば良いのかを具体的に教えていただきました。
さらに歯科関連で使える具体例として、症例発表・研究発表・教育・商品/サービスPRの4つのパターンを挙げてくださっています。
歯科医師・歯科技工士・歯科衛生士にとっては専門分野なので、自分ごとのように考えやすいでしょう。
最後に、具体例を体系的にまとめた表や具体例を交えて整理してくださっています。
プレゼンテーションを作ったことがない方でも理解しやすい内容です。 -
#2では、良いプレゼンのルール2〜4を紹介いただいております。
ルール毎に視聴者目線の不満設定があり、その解決方法が示されています。
何百回もの講師を経験している松田先生だからこそ、視聴者目線でのルールを設定できるのです。
#2を見ると、プレゼンテーションをしたことがない方でも視聴者が喜ぶプレゼンができるようになるでしょう。
■良いプレゼンのルール2
今までのプレゼンテーション視聴の中で、「前置きが長いな」「結局何が言いたいかわからなかった」
「話があちこちに飛んでどれも中途半端」といった経験をした方もいらっしゃると思います。
そう思われないためにも、松田先生が良いプレゼンのルール2を紹介くださっています。
次に、良いプレゼンのルール2で必要なポイントの作り方を【ゼロから学ぶ有床義歯の最終印象】を例に解説してくださっています。
松田先生が実際にセミナーをした例をもとに、考え方を共有くださっているのでわかりやすいです。
歯科医師、歯科衛生士、義歯技工士の先生にとっては、自分でプレゼンテーションを作るのを想像しながらできるでしょう。
最後に、まとめてくださっているので頭の中が整理されます。
良いプレゼンのルール2で必要な2つ目のポイントの作り方を同様の例を用いて、解説いただきました。
その中で大切な考え方を共有し、まとめてくださっています。
■良いプレゼンのルール3
今までのプレゼンテーションで「この講義、今日はどこまで進むのかな?」「さっき、同じ話してなかった?」
「えーと、今、何の話だっけ?」「このプレゼンテーション、いつ終わるんだ?!」と感じたられた方もいらっしゃると思います。
そう思われないためにも、松田先生が良いプレゼンのルール3を紹介してくださっています。
良いプレゼンのルール3で必要なポイントの作り方を、ルール2・3同様の例を用いて、解説いただきました。
何が良くて、何が悪いのかを具体例として解説いただきました。
ポイントを最後に3つまとめてくださっているので、理解しやすいです。
■良いプレゼンのルール4
今までのプレゼンテーションの中で「Power Extremeプロトコールによると…」「SUPER MAXテクニックが〜」
「CKTE法で〜(セントリックはこうやったらテイキングイージー法)」など
何を言っているのかわからないなど感じられた経験もあると思います。
良いプレゼンのルール4では、そう思われないポイントを解説いただいています。
ルール2・3同様、具体例を用いての解説と考え方のヒント、最後にまとめを教えてくださいました。
続きは#3で解説いただいています。
#2では歯科医師、歯科技工士、歯科衛生士がプレゼンテーションを発表する場で使えるポイント2〜4の3つをご紹介いただきました。
経営者が商品や医院をプレゼンテーション発表する場でも使える秘訣が満載です。
操作説明もしてくださっているので、デジタルが苦手な方でも良いプレゼンテーションを作れるようになるでしょう。 -
#3では、良いプレゼンのルール4の途中からルール7までをご紹介くださっています。
特にルール4〜7は初めてプレゼンをする歯科医師、歯科技工士、歯科衛生士などの専門家の方に陥りやすい項目です。
プレゼンテーションで伝えたことは、自分自身が伝えたからと言って、必ずしも相手に伝わる訳ではありません。
後半ルール4〜7では、視聴者に伝えたいことが伝わるように工夫するポイントが秘められています。
もちろん#3の内容は、初心者の方だけに役立つ訳ではありません。
もっとプレゼンスキルを上達したいと思われている歯科医師、歯科技工士、歯科衛生士、クリニック経営者の方にも役立つ内容です。
興味のある方はぜひ学んでいきましょう。
■良いプレゼンのルール4続き
良いプレゼンのルール4の最後のまとめを紹介してくださっています。
■良いプレゼンのルール5
「こんなに凄い治療が出来ました!」「これは僕にしか出来ないテクニックです。」「このスライドのアニメーションどう?」
といわれて困惑された経験がある方もいらっしゃるでしょう。
そう思われないための良いプレゼンのルール5として、4つの重要ポイントと見直しポイントを解説してくださいました。
■良いプレゼンのルール6
「開始時間を過ぎても、ダラダラ準備をしていてなかなか始まらないオンラインセミナー」
「数人の演者で話すはずのセミナーが、一人目が盛大に時間をオーバーした結果、残りの演者の時間が短くなった」
「予定時間を過ぎても終わらず、次の予定に遅れた」などの経験がある方もいらっしゃると思います。
わかりやすい具体例として、数年前に話題になったスペイン人のツイートを取り上げてくださいました。
「(一部抜粋)日本人は自分は時間を守る1位国だと思っているけど、日本人はスタート時間しか守らない。
5時半に終わる予定会議は7時半までに延長すると、俺にとって5分遅れるより酷いと思ってる。」
もし該当すると思われた歯科医師、歯科技工士、歯科衛生士、医院の経営者の方々は#3で学びましょう。
最後に良いプレゼンのルール6をまとめてくださっています。
■良いプレゼンのルール7
プレゼンテーションの資料を見て「文字が見にくい」「色が見にくい」「文字ばっかりで詰まってて見にくい」
「写真の上に文字を置いていて見にくい」と思われた方もいらっしゃると思います。
それを改善するポイントは3つあると、松田先生はおっしゃいます。
3つのポイントごとに改善方法を丁寧に解説してくださりました。
■最後に良いプレゼンのルール1〜7をまとめてくださっています。
これらのセミナーを見て終わり、学んで終わりにせず、今日から実践してみてください。
#1〜#3でご紹介いただいた良いプレゼンのルール1〜7全てが即実践できる内容です。
動画内ではプレゼンテーションが苦手、デジタルが苦手と言う方でも簡単に操作できるよう丁寧に解説してくださっています。 -
#4では2つ目のコンテンツであるスライドデザインのポイントについて解説してくださっています。
デザインと言うとセンスと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、法則や構図などに則ればある程度オシャレなスライドに仕上げることが可能です。
デジタルが苦手な方でも、プレゼンテーションをしたことがない方でもできるように解説してくださっています。
見やすいプレゼンテーション資料にするための具体的なポイントを5点挙げてくださっています。
ポイント1 縦横比は4:3?もしくは16:9?
ポイント2 背景は白色?黒色?その他の色?
ポイント3 バランスの良い配置かどうか
ポイント4 適切なフォントを選択する
ポイント5 見やすい配色を考える
ポイント1 縦横比は4:3?もしくは16:9?
写真や表を出しながら解説してくださっています。
専門用語が出てきますが、デジタルを苦手とする方でも理解できるでしょう。
#3で解説いただいた「視認性」に関連させて解説してくださっています。
具体例があるため、理解しやすいです。
ポイント2 背景は白色?黒色?その他の色?
デフォルトや写真を出しながら解説してくださっています。
動画を見るとどのように色を使い分けるのか、黒色の例、白色の例、その他の例それぞれについて理解できます。
ポイント3 バランスの良い配置かどうか
余白の使い方やバランスが悪い文字列を解説してくださっています。
デザイン性に自信がない方でも理解して実践できる、考え方の法則を学べます。
ヘッダー・フッターの使い方についても教えてくださいました。
ポイント4 適切なフォントを選択する
初めに日本語で代表的な明朝系とゴシック系を例に解説してくださっています。
よくプレゼンテーションをされる方は、どちらが良いのかご存知だと思います。
その理由を説明できる方は多くはないのではないでしょうか。
もし説明が出来ない場合は、動画でチェックしてみましょう。より理解が深まります。
WindowsとMacそれぞれで使えるフォントと解説もしてくださっています。
次に欧文フォントとして代表的なセリフ系とサンセリフ系を例に解説してくださっています。
よくプレゼンテーションをされる方は、どちらが良いのかご存知だと思います。
ご存知でない方は動画で確認すると理解が深まり、より見やすいプレゼンテーション作成を期待できるでしょう。
欧文フォントは学会などで必要になるため、おさえておきたいところです。
続きは#5で確認しましょう。
歯科医師・歯科技工士・歯科衛生士などが行う専門的なセミナーでは、内容が難しくなりやすいです。
難しい内容をいかに分かりやすくスライドにおこせるのかが、伝わるプレゼンテーション資料の秘訣でもあります。
視聴者が見やすい資料を作るためにも、今回の1〜4を実践して、プレゼンテーションスキル向上に繋げましょう。 -
#5ではスライドデザインのポイント4の続き5とKeynoteとPowerpointの解説、そして今回の総論を解説いただきました。
ポイント4 適切なフォントを選択するの続き
欧文フォントについて、WindowsとMac別に紹介してくださっています。
ポイント5 見やすい配色を考える
スライド作成における色の三属性の違いの解説いただいています。
その後、見やすい配色にするための4つのポイントを具体例とともに解説いただきました。
対象者が20代〜30代なのか、60代以上なのかなどでも見やすい配色が異なります。
対象者を想像しながら5をみると、より実践的に使いこなせるでしょう。
■最後のコンテンツであるKeynote vs Powerpointについて解説いただきました。
プレゼンテーションのソフトであるKeynoteとPowerpointどちらが良いのかと疑問を持たれた方もいらっしゃると思います。
松田先生の結論は「どちらでも良い」です。その理由も解説いただいています。
ちなみに、KeynoteはMacで無料使用が可能なソフトをいいます。
Keynoteの良いところはKeynoteを見ながら解説いただいています。
次に、KeynoteとPowerpointの互換性についてご紹介くださいました。
最後に、Powerpointの良いところはグラフを見ながら解説いただいています。
内容が気になる方は、動画でチェックしましょう。
プレゼンテーション資料を作るとなると、KeynoteかPowerpointを使用する確率がグッと上がります。
まだ使用したことがない方は、どちらもの良い点を理解して使用すると良いでしょう。
既に使用したことがある方は、改めてメリットを理解するのに役立ちます。
■今回の動画の総まとめをいただいています。
今回は“伝わる”プレゼンテーションスライドを作るためのポイントをいくつかお話しいただきました。
その中で、松田先生が一番大切にしていることがあるとおっしゃっています。
そのポイントについて、全体とスライド単位に分けて解説くださっています。
良いプレゼンのルール1〜7を串刺しにしてまとめてくださっているので、応用しやすいです。
今回の動画は、歯科医師・歯科技工士・歯科衛生士の専門的なプレゼンテーション以外でも汎用性が効く内容です。
専門的であればあるほど、伝わるプレゼンテーション力が不可欠になります。
図やグラフ、写真などを入れて見やすく作る必要もあります。
#1〜#5を見るとプレゼンテーション初心者はもちろん、経営者や何度もプレゼン発表をされている方でも役立つ情報が満載です。
その理由は、講師である松田先生が2年で165件ほどの講師業をされていて、その経験則からお話しくださっているためです。
今回の内容を理解し実践して、プレゼン力を鍛え、より自分自身の価値を引き出せる専門家・経営者へと成長していきましょう。
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