Doctorbook academy

DHのためのモチベーションの科学〜患者編〜 患者の心に響く伝え方 (全5回)

「歯周病とは?」「カリエス予防の重要性とは?」患者さんにこれらの情報を分かりやすく伝えられていますか?歯科衛生士に役立つモチベーションの科学。患者さんの心に響くアプローチと、実際の臨床現場で役立つ具体的な言葉遣いを学ぶことで、明日からのTBI(歯磨き指導)がより効果的になるエッセンスを習得できます。

  • #1 歯科疾患と生活習慣・患者様に知識がない場合 14:18

    【#1 歯科疾患と生活習慣・患者様に知識がない場合】
    Silent Diseaseと呼ばれているう蝕と歯周病。
    これらの歯周疾患は初期には自覚症状が乏しく、患者様さんが放置してしまうことが多い疾患です。また、う蝕・歯周病には患者様の生活習慣が深く関与しているため、生活習慣病でもあります。

    初期に自覚症状がないことから生活習慣を改善せず、進行してから痛みや出血などの症状に悩まされて歯科医院を受診。こういったケースは歯科医療従事者であれば毎日のように目にすることと思います。

    では、歯科疾患と生活習慣はどのような関係があるのか。また、モチベーションの低い患者様や知識のない患者様に対してどのように指導・説明すべきなのかなど、詳しく講義していただきました。


    キーワード:歯周検査 歯間ブラシ 体調管理 人間ドッグ たばこ 喫煙 飲酒 お酒 運動習慣 歯 細菌 糖 プラーク 歯周炎 歯肉炎 ペリオ 病理学 免疫学 Roy C.Page 歯質 フッ化物 常在菌 時間 飲食回数 だらだら食べ Harald Loe 早期発見 メインテナンス プラークコントロール 糖尿病 極細毛 インレー 虫歯 充填 FMC 破折 抜髄 入れ歯 義歯 総義歯 部分床義歯 インプラント カリエス 二次カリエス 抜歯 EXT コンタクト 裂溝

  • #2 危機感を持たせる効果的な質問 14:16

    【#2 危機感を持たせる効果的な質問】
    引き続き、患者様の知識の問題について講義を始めていきます。デンタルアイキューが低い患者様へどのような説明・指導を行えば良いのか。
    また、知識があって、駄目だと分かっているのに喫煙などの生活習慣を改善しない患者様へはどのように説明・指導を行えばいいのか。

    実際に指導する上で知識を与え理解してもらうことは容易ではありませんが、逆に分かってやっている患者様は非常に厄介です。分かっているから、既に知っていることを説明しても響きません。

    本講義では、歯科衛生士である井上先生が実際に行っている危機感を持たせる問いかけ、興味の持たせ方を詳しく解説していただきました。


    キーワード:歯周検査 たばこ 喫煙 飲酒 お酒 歯 細菌 ウイルス プラーク プラークコントロール 浮遊菌 歯周病 虫歯 う蝕 自然脱落 口臭 入れ歯 義歯 矯正 開咬 咬合 咀嚼 自覚症状 不快感 PMTC TBI

  • #3 患者様の興味 15:10

    【#3 患者様の興味】
    引き続き、『患者様の興味』についてお話ししていきます。
    患者様のモチベーションを高めるためには、患者様に興味を持ってもらうことが重要です。自覚症状の有無でその興味の引き出し方は大きく異なってきます。痛みがあれば、すでに意識は痛い部位へ向いていますが、自覚症状がない場合はそうはいきません。

    また、口腔衛生状態が良好であれば、状態を維持できるように興味を持たせなければなりません。今回の講義では、様々な状況での伝え方を伝授。声のトーンや言い方の強弱など、モチベーションアップのポイントを分かりやすく解説しています。


    キーワード:プラーク プラークコントロール Silent Disease 詰め物 う蝕 シュガーコントロール 歯周病検査 フッ化物 メインテナンス 口臭 歯周炎 指示 命令 説得 見かけ

  • #4 う蝕・歯周病のおさらい ~正しく説明するために~ 13:28

    【#4 う蝕・歯周病のおさらい ~正しく説明するために~】
    引き続き、『患者様の興味』についての講義となります。
    患者様の興味はどのようなときに湧くのでしょうか。
    例えば、普段の生活でもハイセンスな場所に行くときや知人と共通の趣味を発見した時などは気分が上がることがあると思います。歯科医院に受診するときも同様に、患者様は医院の状態や担当する歯科医師・歯科衛生士と話す内容や信頼度によって、興味が湧き、モチベーションが向上することが多々あります。

    しかし、いくら話が出来ても、患者様の質問に対して正しく説明することが出来なければ信頼度は途端に下がってしまうでしょう。本講義では、患者様の興味はどのような時に上がるのか。また、信頼度を上げるために必要な知識、TBIの際によくあるシチュエーションと説明の仕方・指導方法について詳しく講義していただきました。


    キーワード:治療 免疫 歯肉炎 歯周炎 不可逆的 鉄 BOP 歯肉溝 歯周ポケット 嫌気性細菌 ブラッシング プラーク プラークコントロール ブラケットテーブル 染め出し 空気 ブラッシング指導 

  • #5 患者様への伝え方・指導の仕方 13:47

    【#5 患者様への伝え方・指導の仕方】
    これまでの講義では「如何に患者様の興味を引き出し、モチベーションを向上させるか」に重点をおいて講義をしていただきました。

    「こちらが一生懸命説明しても聞く耳を持たない」「熱心に指導しているのに口腔衛生に興味を持ってくれない」こういった患者様が必ず一定数来院します。そういった患者様に頭を抱えている歯科医師・歯科衛生士は少なくないのではないのでしょうか。

    患者様に健康になってほしいという気持ちを持つことは素晴らしいことですが、それを無理に行う必要はないのです。患者様の考えは人それぞれであり、ゴール設定はも患者様毎に変えるべきでしょう。
    本講義では、「興味がない患者様や聞く気がない患者様にどのように問いかけ、どのように対応すべきかを、症例と経験を基に詳しくレクチャーしていただきました。


    キーワード:間隙 自己責任 チョコレート 甘味料 だらだら食べ プラークコントロール 肥満 ブラッシング 糖質制限 カロリーコントロール 運動 シュガーコントロール フッ化物 フッ化物応用 セルフケア 

このプログラムの受講状況
全体進捗
0/5
試験結果

Doctorbook academy

本サイトは、歯科医療に従事されている皆さまを対象に情報提供するサイトです。

あなたは歯科医療従事者ですか?
※一般の方は患者向けサイトDoctorbook をご覧ください


Facebook ログインの確認

Doctorbook academy は Facebook ログインをサポートします。

Facebook アカウントより必要な情報を取得します。
許可する場合、YES を押して Facebook 連携に進んでください。 誤って Facebook ログインを選んだ場合は NO を押してください。