「一生懸命に指導しても口腔衛生状態が改善されない。」「どうやったら患者様にちゃんと理解してもらえるのか。」

日々、患者様と向き合う歯科医師・歯科衛生士にとって、患者様の理解度が低いことややる気がないことは切実な問題なのではないでしょうか。そこで今回、歯科衛生士の井上和先生に「患者様のモチベーションアップ」の講義をしていただきました。

来院される患者様は十人十色。様々な患者様のパターンによって効果的な指導法・問いかけなど。モチベーションの向上に繋がる方法を詳しく解説していただきました。歯科医療従事者なら誰しもが知っておきたい知識を、論文や実際の症例を紹介しながらお話いただいています。ぜひご覧ください。

【#2 危機感を持たせる効果的な質問】
引き続き、患者様の知識の問題について講義を始めていきます。デンタルアイキューが低い患者様へどのような説明・指導を行えば良いのか。
また、知識があって、駄目だと分かっているのに喫煙などの生活習慣を改善しない患者様へはどのように説明・指導を行えばいいのか。

実際に指導する上で知識を与え理解してもらうことは容易ではありませんが、逆に分かってやっている患者様は非常に厄介です。分かっているから、既に知っていることを説明しても響きません。

本講義では、歯科衛生士である井上先生が実際に行っている危機感を持たせる問いかけ、興味の持たせ方を詳しく解説していただきました。

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