赤ちゃん歯科のはじめかた 〜歯科が母乳育児を診る理由〜
2026年8月4日(火)
赤ちゃんの口の発達は「歯が生える前」から始まっている
「赤ちゃんを歯医者に連れていくのは、歯が生えてから」そう考える方は、今も少なくありません。
それはとても自然な感覚であり、これまでの歯科医療のイメージでもありました。
しかし、赤ちゃんのお口の発達はもっと早い段階から始まっています。
そのスタートこそが「授乳」です。
授乳は“栄養摂取”だけではない
授乳は単にミルクや母乳を飲む時間ではありません。
赤ちゃんは授乳の中で、舌・唇・頬の筋肉をしっかりと使いながら、
・顎の発達
・呼吸の獲得
・飲み込む力の形成
といった基礎的な機能を育てています。
この積み重ねが、やがて「食べる」「話す」力、そして歯並びや噛み合わせへとつながっていきます。
野田歯科口腔クリニック院長が伝える「赤ちゃん歯科のはじめかた」
こうした考え方については、下記の講演でもわかりやすく解説しています。
▶野田歯科口腔クリニック院長
野田 一樹先生の講演「赤ちゃん歯科のはじめかた」

妊娠期から始まる赤ちゃん歯科のケア
プレパパ・プレママ教室では、
・抱っこの仕方
・授乳のコツ
・赤ちゃんのサインの見方
などをお伝えし、出産後はできるだけ早い受診をおすすめしています。
早期から関わることで、赤ちゃんにもお母さんにも良い変化が生まれることが少なくありません。
実際に「育児がすごく楽になりました」と笑顔を見せてくださる方もいて、それは大きな喜びの瞬間と、野田一樹先生は語ります。
チームで支える赤ちゃんの成長
実際の院内運用については、歯科衛生士の春口香奈さんが詳しくお話しています。
▶ 野田歯科口腔クリニック 歯科衛生士 春口香奈さん

私たちが見ているのは「歯」だけではない
・授乳がスムーズにできているか
・舌や唇はしっかり動いているか
・鼻呼吸ができているか
・口周りの筋肉が適切に使えているか
そしてこれらを、ご家族と一緒に確認しながら、その子のペースに合わせて見守っていきます。
「こうすべき」ではなく「無理をしない」支援
母乳でなければいけない、こうしなければいけない、
そうした考えではなく、ご家庭ごとの状況や思いを大切にしています。
「今、その子にとってできること」を一緒に考えることを重視しています。
“治す場所”から“育ちを見守る場所”へ
赤ちゃん歯科では、歯科医師だけでなく歯科衛生士が中心となり、チーム全体でご家族を支えます。
日々の小さな変化に気づき、喜びや不安を共有しながら関わっていくことが、とても大きな役割になっています。
その結果クリニックは、「治療の場」から「育ちを一緒に見守る場」へと変わっていきます。
現場のリアルは対談で
▶ 院長 × 歯科衛生士 対談(無料コンテンツ)
「赤ちゃん歯科の実践とチーム医療のリアル」

おわりに
まずはこの考え方に触れていただければ嬉しく思います。
次回は、野田歯科口腔クリニックの助産師さんがご講演予定です!ぜひご覧ください!
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