Doctorbook academy

今すぐ出来る!CAD/CAM導入でオンリーワンクリニックへの道:後編

2016年11月14日(月)
提供:シロナデンタルシステムズ株式会社

前編はこちら ⇒ 今すぐ出来る!CAD/CAM導入でオンリーワンクリニックへの道:前編

 

CAD/CAM導入で何が変わる?デジタル導入のメリット

デジタルデンティストリーの世界は華やかに見える一方で、どこか自分とは異なる世界の話だと考えている先生も多いかもしれません。
CAD/CAMを院内に導入することは、一般のクリニックにとってどのようなメリットがあるのでしょうか?

 

まず、第一に挙げられるのが、多くの患者さんを安定したクオリティで治療することが出来るようになるということです。

 

デジタル機器の導入により、誰でも簡単に同じ結果を出すことが出来るようになります。

例えば、光学スキャナを用いることで、印象採得の失敗は無くなります。
使い方さえ覚えれば、経験に関わらず、精密な印象を取ることが出来るのです。

歯科技工に関しても、ミリングマシンや3Dプリンタを使用することで、一定レベルの技工物が人の手を介さずに制作出来ます。

 

このようにデジタル機器を使用することにより、歯科医師・歯科技工士の経験に頼らずに一定の治療結果を得る事ができるようになると、受け入れることのできる患者さんの数が増えます。
院長しか出来ない治療というものが無くなるからです。

また、CAD/CAM冠の治療は多くが自費診療です。これは歯科医院経営において、大きなアドバンテージとなることは間違いありません。

 

歯科医院経営という観点からすると、もう一つデジタル機器の導入にはメリットがあります。

それは、患者さんに対してのブランディングになるということです。

 

光学印象は、患者さんに不快な思いをさせずに素早く印象採得が可能となりますし、ミリングマシンを院内に備えれば、1回の来院で補綴物をセットすることも可能です。

このように患者利便性の高い歯科医院であるということは、医院のブランディングに繋がり、ひいては集患や治療単価の向上へと役立ちます。

 

(写真)CERECが自然に待合室に馴染む八重洲歯科診療所。ブランディング効果は大きい。

 

 

デジタル機器の導入の際に考慮したいポイント~後悔しないCAD/CAM選び~

CAD/CAMシステムを院内に導入することは、上記の通り経営的側面からもメリットが大きいものです。
しかし一方で、CAD/CAMは高価な機器であり、大きな投資であることは間違いありません。

導入してから後悔しないために、どのようなポイントを押さえたらよいのでしょうか?

 

まず、一つ考えたいのが、ミリングマシンを院内に設置するかどうかです。

3Dスキャナで光学印象を取り、外部のラボにそのデータを送るのであれば、必ずしも院内にミリングマシンは必要無いかもしれません。
しかし、その場合即日修復の治療は出来なくなります。

ミリングマシンを院内に設置すれば、一回の来院で治療を完結させることが出来るため、患者満足度が上がりますし、より多くの患者さんを治療することが出来ます。

また、待合室など患者さんから見える場所にミリングマシンを設置することで興味を喚起し、自費診療に繋げやすいというメリットもあります。

(写真)ミリングマシンでの削り出しは患者さんの興味を喚起する

 

経営的な側面を考えると、初期投資は大きくなりますが、ミリングマシンを院内に設置する価値は大きいと考えられます。

ただし、ミリングマシンまで院内に備えたい場合、前述したように日本では全てクローズドシステムとなっていますので、口腔内スキャナやCADソフトの選択肢も自ずと限られてくるのです。

 

もう一つは、導入のための予算をどの程度で想定するかということです。CAD/CAMシステムは高額な投資です。
月に何本の修復治療を行えば投資が回収出来るのか、事前にシミュレーションを行うことが必要でしょう。

 

代表的なCAD/CAMシステムであるCERECを提供しているシロナ社では、CEREC導入シミュレーションをウェブサイトに公開しています。

http://sirona-jpn.force.com/Sites_CerecSimulation_Top

(画像)CEREC導入シミュレーション画面

 

これは、月あたりの修復物数を入力すると、CERECを導入することでどの程度の利益が出て、どのくらいで投資回収の見込みが立つかというシミュレーションが出来るものです。

例えば、小臼歯部のクラウン修復5本、インレーアンレー5本、硬質レジンジャケット冠5本と、大臼歯部のクラウン修復5本、インレーアンレー5本と行っている場合、それを全てCEREC修復に置き換えると、月に965,000円の売上となります。

 

CERECのブロック等、材料費は95,000円程度/月ですので、870,000円/月の粗利を確保出来ます。
CEREC本体のローンの返済が月額117,353円(返済期間10年、利率2.25%)程度のため、CERECでの月額利益は752,647円確保することが出来ます。

予算と投資回収見込みに応じては、購入ではなくリースという選択肢を取ることも視野に入れて検討することが必要になってくるでしょう。

 

まとめ

1.デジタルデンティストリーのメリットは、増患及び、治療単価の向上が見込めることである。

2.ミリングマシンを院内に設置すれば、一回の来院で治療を完結させることが出来るため、患者満足度が上がる上、より多くの患者さんを治療することが出来る。

3.CAD/CAM導入時にどの程度の利益が上がるかというシミュレーションも存在する。

 

代表的なCAD/CAMシステムであるCERECの詳細な資料を、シロナデンタルシステムズ社よりご案内しています。
ご興味のある先生は、下記フォームからお問い合わせをお願いします。

資料を請求する

Doctorbook academy

本サイトは、歯科医療に従事されている皆さまを対象に情報提供するサイトです。

あなたは歯科医療従事者ですか?
※一般の方は患者向けサイトDoctorbook をご覧ください


Facebook ログインの確認

Doctorbook academy は Facebook ログインをサポートします。

Facebook アカウントより必要な情報を取得します。
許可する場合、YES を押して Facebook 連携に進んでください。 誤って Facebook ログインを選んだ場合は NO を押してください。