2019年3月8日(金)

【開催レポート】ダイレクトボンディング・コンポジットレジン修復の流儀

2月24日(日)、秋葉原UDX GALLERY NEXT−1にて「ダイレクトボンディング・コンポジットレジンの流儀」を開催致しました。  保坂啓一先生、菅原佳広先生、大谷一紀先生にご登壇いただき、約100名の先生が参加する大盛況の講演会となりました。

【開催レポート】ダイレクトボンディング・コンポジットレジン修復の流儀

 

 ダイレクトクラウンとダイレクトブリッジ

保坂 啓一 先生(東京医科歯科大学大学院 う蝕制御学分野)

 

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 まずはじめにご登壇いただいたのは、保坂 啓一先生。

 

まず間接法のメリットをご説明していただき、

材料が進化・発展した現在の接着は技法や工夫によって大きく欠損した歯や少数歯欠損のダイレクトボンディングの応用が可能である

という明確なエビデンスを示しました。

 

実際の臨床でのコンタクトの回復の際保坂先生が使用している器具やその使用方法について触れた後、大きく欠損した歯や少数歯欠損への応用について実際の症例と予後を中心にお話しされました。 

 

ダイレクトクラウン、ダイレクトブリッジ修復というと、脱離しやすい、欠けやすい、という漠然としたイメージがありませんか?

 

そんなイメージを圧倒的なエビデンスと臨床実績で打破してくれるような、保坂先生の柔らかな口調で繰り広げる力強い講義となりました。

 

マイクロスコープを用いた直接修復の精度と造形美

菅原 佳広 先生 (日本歯科大学新潟病院総合診療科)

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直接修復とは術者依存性の高い修復法であるため確実な手技を習得した上で行う必要があり

その習得のため、菅原先生はまず接着について説明しました。確実な接着を得るためにはフィールドコントロール、ボンディングが重要であるとし、圧排糸を用いた多数歯におけるラバーダム防湿の具体的な方法やボンディングの接着精度について触れました。

 

後半では、フローレジンによる歯頸部充填方法や重合収縮の対処法など、日々の臨床でのつまづきどころの対策、

マイクロスコープの使用テクニック

コンタクト回復のための使用器具とその方法

研磨方法

など、

直接修復におけるマイクロスコープの優位性とその方法が理解できてしまうような盛りだくさんの内容でした。

 

 

 

単層充填でシンプル化するダイレクトボンディングの臨床

 

大谷 一紀 先生(大谷歯科クリニック)

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最後にご登壇いただいたのは、東京都台東区でご開業の大谷一紀先生。

 

ダイレクトボンディングのイメージといったら、まず思い浮かべるのは、

褐線や美しい色調の再現性

ではないでしょうか。

 

長年の臨床経験を経て大谷先生は、

色彩よりも重要なのは形態である

と訴えました。

 

 

いかに形態付与をしていくか、解剖学的形態の復習から実際の再現方法を様々な症例を用い、ベテランから研修医の先生誰もがわかるように丁寧に説明して下さいました。

 

開業医でのダイレクトボンディングのコンサル方法など、日々の臨床でどう応用していくか、ソフトな面を含めてお話ししていただきました。

 

後半では、Blackの分類Ⅳ級窩洞のデモストレーションを行って下さいました。

術前診査・診断からボンディング、充填、研磨まで、具体的な手技と短時間で行われた美しい修復は思わず早く実践してみたくなってしまうような内容でした。

 

ダイレクトボンディングの修復方法だけではなく、経営的やコンサルの面などを含めた大谷先生の講義は臨床経験年数に関係なく、実際の臨床で応用している先生の疑問点、これから挑戦したい先生の気になっている本当のところを解決してくださるような内容でした。

 

 

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