薬物性歯肉増殖症とは 【歯科用語コラム】
2023年2月20日(月)

薬物性歯肉増殖症とは
特定の薬物の長期服用の副作用として歯肉の肥大を認め、口腔機能や審美性が著しく損なわれた状態である。
代表的な原因薬物として抗てんかん薬であるフェニトイン、高血圧症に用いられるカルシウム拮抗薬であるニフェジピン、免疫抑制薬であつシクロスポリンAなどが挙げられる。特にフェニトインは、長期に服用することで約半数の方が歯肉増殖症を発症するといわれており、重度の場合には外科的治療が必要になることもあるため注意が必要。
薬剤性歯肉増殖症は、上記の薬物を服用しさらに口腔内が不衛生な方に起こりやすいといわれており、歯肉が腫れることでブラッシングなどによる口腔内の衛生管理が行き届かなくなるため、悪循環になるため口腔衛生管理が重要となる。
薬物性歯肉増殖症について動画で学ぶ

筒井 祐介先生
”炎症と力のコントロールが歯周治療の基軸である”とし、これらを達成するために歯周外科治療や補綴・矯正治療を取り入れている筒井 祐介先生。
こちらのプレゼンテーションでは、特に低侵襲を可能にした歯周外科処置:M-MIST症例にフォーカスし、診査・診断・治療動画・予後までをお話いただきました。

阿部 健一郎先生
広汎型侵襲性歯周炎の患者さんに対しての診査・診断〜歯周基本治療〜歯周外科処置〜SPTまでの流れ・術式・考え方を、阿部 健一郎先生に丁寧にご説明いただきました。
研修医の先生でも理解できるよう分かりやすくまとめて下さっています。ぜひご覧下さい。
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筒井 祐介先生
歯周外科上達のポイントについて筒井祐介先生にプレゼンテーションしていただきました。
切開のポイント、縫合の原則、マットレス縫合のポイントに分けて細かく確認できますのでこれから歯周外科を始めたい若手の先生へおすすめの動画です。
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