ヘミセクションとは 【歯科用語コラム】
2023年2月22日(水)

ヘミセクションとは
ヘミセクションとは、上下顎を問わず複根歯の1根ないしは2根を歯冠の一部とともに抜去する手術を総称する。下顎大臼歯を近遠心的に2分割し、一方を抜去する手術をヘミセクションといい、上顎大臼歯の1根を分割抜去する手術は3根のためトライセクションという。
適応となるのは歯周疾患または歯内歯周疾患に対して治療が奏功しない場合で、近心根もしくは遠心根のいずれか1根に限局した根尖病巣や根分岐部病変が対象となる。
咬合力に対する耐久性が減少するためヘミセクション後は基本的に隣在歯とブリッジにすることが多い。
ヘミセクションについて動画で学ぶ

岩野 義弘先生
重度の歯周炎において歯を保存するか、抜歯するか。 歯根膜を有する天然歯を残すことは非常に重要ですが、同時に困難でもあります。保存したからといって長期に渡って維持できるとも限りません。残せる歯によって今後不利益を被る場合は選択的に抜歯を行うケースもあります。
岩野義弘先生のプレゼンテーションでは、重度の歯周炎患者の症例を多数挙げ、歯を保存するべきか抜歯するべきかの判断・保存に至るまで治療・抜歯後のインプラントについて詳しく解説してくださいます。
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原 光洋先生
口腔外科手術にの種類、抜歯の必要性、難易度判定などをご解説いただきました。また、抜歯できなかった場合やドライソケットなどのトラブルが起きてしまった場合やその対応法も学ぶことができますので難抜歯前に見たい動画です。
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