リグロスとは【歯科用語コラム】
2023年3月29日(水)

リグロスとは
歯周組織再生療法で用いられる薬剤であり、有効成分として遺伝子組み換えヒトbFGF製剤(塩基性繊維芽細胞増殖因子)を含んでいる。
成長因子の作用により歯周病で破壊された歯周組織の周囲にある細胞を増やし、血管を作って細胞に栄養を送り込むことで歯槽骨などの歯周組織が再生される。
フラップ手術時、歯槽骨の骨内欠損部に付着した歯石を十分に除去してから塗布し、支持組織の再生を促す。
細胞自体を増殖させるため、悪性腫瘍がある方、既往がある方は禁忌となる。
2016年9月よりリグロスによる歯周再生療法は保険適用となった。
リグロスについて動画で学ぶ

科研製薬株式会社が開発した「リグロス®」の投与方法を詳しく紹介した動画です。
模型上でフラップ手術を実演しながら、手順を学べます。
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科研製薬株式会社が開発した「リグロス®」の作用機序を詳しく紹介した動画です。
わかりやすいアニメーションで学べます。
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科研製薬株式会社が開発した「リグロス®」の調製方法が詳しくわかる動画です。
薬剤の混合溶解の手順、貼薬針のセット方法などを実演して説明しています。
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