【抄録】
老人の友と呼ばれる肺炎を直接引き起こす摂食嚥下障害は、簡単にいうとむせるような症状がよく出てきます。
しかし、むせと一言で言っても体に及ぼす影響は症例によって違います。
尚、摂食嚥下というとリハビリ、リハビリというと訓練というイメージがあるかもしれませんが、単に訓練をすればよいというものでもありません。
今回は摂食嚥下障害患者さんを取り巻く環境はどのようなものであるのか、そして訓練だけではなくてどのような視点を持って対応すればいいのかというあたりを中心にご紹介します。
その他、近年我々が行っている研究から得られた知見をいくつか紹介し、新たな視点を持つことができるような講演会にできればと思います。
【講師】
東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 医歯学専攻 老化制御学講座 摂食嚥下リハビリテーション学分野 教授
戸原玄先生
※2021年3月22日に行ったクリニカル・カンファレンス「今こそ知りたい!摂食嚥下」の再編集を行った動画となります。
キーワード:嚥下食 胃瘻 リハビリ 誤嚥 ミキサー食 訪問診療 インプラント 介護食 高次脳機能障害 腫瘍 咽頭 口腔 食道 バルーンカテーテル 遷延性意識障害 舌根沈下 喉頭 気道確保 ADL くも膜下出血 誤嚥性肺炎 経口栄養 嚥下リハ 経管 栄養摂取方法 VE VF 入れ歯 義歯 中心静脈栄養 デイサービス パーキンソン病 不随意運動 口腔乾燥 睡眠薬 眠剤 味覚異常 錐体外路症状 筋弛緩 傾眠 食欲低下 咀嚼 一側性大脳病変 上気道 XP 地域包括ケアシステム 中枢性疾患 嚥下反射惹起性 咽頭腔 喉頭低位 舌骨下筋 胸鎖乳突筋 呼吸器障害 声門 声門閉鎖 軟口蓋 舌骨挙上量 開口力トレーナー 速筋 遅筋 SMI 握力 SST 舌圧 オトガイ舌骨筋 体幹 FGI ディスバイオーシス 次世代シークエンサー 人工喉頭 ミールラウンド
エピソード
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スペシャル#1 医療資源マップ医療資源マップを作った理由や、実際に協力してくださった企業や飲食店の説明をしてくださっています。 後半では数名の顔写真のスライドを見ながら、嚥下障害があるかどうかのクイズがあります。再生する
再生時間 18:30
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スペシャル#2 誰が嚥下障害でしょうか?嚥下障害がある方の臨床例をお話くださいます。嚥下障害という言葉はなんとなく要介護高齢者とイコールで使われることが多いです。ですが、実際には様々な症例があることを説明いただきました。再生する
再生時間 17:59
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スペシャル#3 どちらが経口摂取?経管摂取?引き続き、嚥下機能と栄養摂取方法から考える患者の訓練方法についてお話くださいます。後半では脳血管障害の摂食嚥下障害の頻度や、舌摂食補助床や舌が短い患者に使う器具の説明があり、最後には歯並びも大事だという症例を供覧しています。再生する
再生時間 18:21
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