矯正と連携したIARPD症例と固定性補綴・可撤性補綴の選択基準 #1
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可撤性補綴のみ、あるいは固定性補綴のみでは解決できない症例に悩まされることがあるかと思います。
そのような時に有効なのがIARPD(インプラント アシステッド リムーバブル パーシャルデンチャー)です。
本講義では天然歯とインプラントが共存の一形態として、より有機的な口腔内を実現するIARPDについて学べます。
最初にインプラント・矯正の専門医が連携して、一人の患者の口腔内を再建した症例をご紹介いたします。
また若年層には義歯が抵抗があり、インプラントの活用が有効といえるでしょう。
そして固定性補綴と可撤性補綴には治療効果の優劣があるか、気になるところです。
中等度から多数歯欠損症例の補綴設計ではどうでしょうか。
クラウン、ブリッジと並んで義歯やIARPDが選択肢として考えられます。
臼歯部咬合支持の確立・咀嚼機能回復・審美的要求の実現、残存歯・顎堤の保護など。
治療のゴールとすべき点は多々あります。
臼歯部の咬合支持が喪失した症例などの長期症例を見ながら、固定性と可撤性の選択基準を考えていきます。
また患者様にIODやIARPDをすすめるべき治療介入のタイミングと判断基準も学べます。
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