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*2022年2月22日にLIVE配信された講義内容となります。
本動画では、今後のライフスタイルについて学ぶコースウェビナー第一回「開業医VS生涯勤務医」のPart1として、歯科業界の現状について、中山尭盛先生にお話しいただきました。
- ・ 卒業して数年、友達も開業し始めている
- ・ このまま勤務医でいるか開業医になるか迷う
- ・ 本当に開業していいの?
- ・歯科医師は収入が良くなく、未来がないのではないか?
上記のような悩みや疑問に対して中山先生は「そんなことはありません!歯科業界は伸び続けている業界です!」と話します。
国民医療は今や43兆円を超えており、右肩上がりで伸びています。医療費に含まれる歯科医療費も右肩上がりを続けており、10年前に比べ15%も増えています。また、他業界と比較すると、美容院、学習塾よりも市場規模は大きく、この2つの業界を併せた合計よりも大きいのです。
ただ、市場規模としては右肩上がりの業界と評価される一方で、人口10万人対歯科医師数の伸びは減少しています。中山先生いわく、歯科医数の伸び率が減少している要因は、2つ考えられるそうです 。- ・ 平均年齢の上昇
- ・ 新規歯科医師の減少
上記2つの要因に関しても、統計データを交えて詳しく解説いただいています。
統計データを見ると歯科医師数の伸び率の減少だけでなく、2016年を境に歯科診療所の数も減少傾向です。また、開業割合と開業医数の減少とは反対に、勤務医は増加していることが結果としてわかります。この背景には、法人分院の増加が関係しており、歯科業界の中でも利益がでている歯科診療所は法人分院を増やしている一方、利益のでていない歯科診療所との差が開いていることで、後者の歯科診療所が閉院していっているためだとお話しされています。
地域別にみても、全国的には開設と閉院の割合は均衡していますが、閉院が上回っている地域もあります。特に、歯科大学がある地域は人口に対する歯科医師数が多い傾向にあります。地域によっての差が、明確になってきているのです。
昨今の歯科業界の動向について、医療費、人口10万対歯科医師数の推移、開業医数と勤務医数や法人医院の動向などを、統計情報を交えて分かりやすく解説いただきました。これから開業を意識している歯科医師の先生だけでなく、すでに開業されている先生にとっても歯科業界の動向を知ることができるおすすめの動画です。ぜひご覧ください。 - ・ 卒業して数年、友達も開業し始めている
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