＊2022年2月22日にLIVE配信された講義内容となります。

Part3では、Part2から続いて「開業医VS生涯勤務医」の年収の話に始まり、労働時間、リスクについてお話しいただきました。

年収に関して、個人開業医の格差は広がり続けていると中山先生はお話しされています。また、神奈川県保険医協会の発表されている資料によると、開業医の中でも増収している割合は少ないと発表されています。
「多くの資金を投じて開業し、責任や労働時間が増えても、減収している。開業はそれだけリスクがある」と、開業に対する厳しいお話もされています。
労働時間について、基本的な開業医と勤務医の有給休暇の違い、開業医の勤務時間、勤務医の歩合給など細かな部分も解説いただいています。また、中山先生の勤務医時代、開業1年間、開業7年目の労働状況について紹介しています。

リスクについては、4つのテーマに分けて解説いただきました。

• ・病気や怪我
  
• ・火事や地震などの天災
  
• ・患者様からの訴訟
  
• ・コロナの影響
  

それぞれの項目について、開業医の場合と勤務医の場合に分けて解説しています。特に「コロナの影響」に関しては医療経済実態調査だけでなく、中山先生が経営されている医療法人の営業利益がどうだったのかを紹介いただいています。

病気や怪我、火事や天災については、自分が休まなければいけない場合にどんな保証があるのか、どんな支払いが生じるのかなどを解説しています。
患者からの訴えについては、開業医の方が抱える責任に関して言及されており、自分自身が気をつけているだけでは防げない部分があります。勤務医を抱える開業医としては、覚悟をしなければいけない部分です。

本動画を通して、年収、労働時間、リスクのテーマから勤務医、生涯勤務医のそれぞれのメリット、デメリットが分かります。
また、中山先生の実体験、実際に運営されている医療法人の実情も交えてお話しいただきました。ぜひ、ご覧ください。