歯科医院経営者とスタッフが上手くやっていくために必要なこととは? #4
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歯科医院にありがちなお悩み解決のために大切なことを、井上先生が体験した2つの症例から考えていきます。
1つ目の症例です。
ある歯科医院へ医院見学に行った時のこと。
午後からの約束だったため、井上先生はスタッフや患者様のことを考え、到着時間を調整して行ったそうです。
そこで起きたスタッフの驚きの対応、それに対して激怒する院長先生。
このような診療に集中できない環境は、ストレスになります。
井上先生は、このような環境は変えた方が良いと言います。
次に2つ目の症例です。
ある歯科医院では、スタッフがどんどん辞めていきます。
半年で歯科医師2名・歯科衛生士2名・歯科助手1名が退職しました。
こちらは院長先生のスタッフや患者様への対応に問題があったケースです。
スタッフが吐いてしまうほどの精神的DVもある歯科医院でした。
スタッフ不足に悩む中、ある日待望の新人歯科衛生士が入社します。
しかしあまり期待できるようなタイプではなく、同僚スタッフも大丈夫なのかと不安を感じるような状況でした。
いざ仕事を始めると、案の定仕事のミスが多く、院内には先輩の怒りの声が響き渡ります。
毎日このような環境で楽しくなる人はいないでしょうし、きっとストレスを感じて仕事に行きたくなくなってしまうでしょう。
スタッフ不足に悩む先生方は少なくないと思いますが、医院に合わないと思うスタッフは最初から雇わない方が良いかもしれません。
なぜならそこで生じるストレスが原因で先に辞めてしまうのは、だいたい良い人材だからと井上先生は言います。
ただでさえ人材に困っているのに、そんな状況になってしまうのは良くないと誰もがわかることでしょう。
ですが、周りの人は何が悪く何を変えるべきかわかっていても「院長先生本人だけが気が付いていない」パターンも多いです。
また薄々気が付いてはいても、院長先生が「それを認めたくない」という場合もあります。
変えた方が良くなるだろうとわかっていることを変えないのは「ずっと同じ状況が続く」ということです。
もし変えた方が良いことがあるのなら、医院を良くするためにもぜひ変えていきましょう。
これらの症例からもおわかりいただけるように、基本として大切なことは、やはり「人」です。
井上先生の著書「毎日をごきげんにする方法」の中から、大切なことの一部をシェアしていただきました。
動画内では「大切なことは幼稚園ですべて学んできた」「君がいなくちゃ」の全文が紹介されています。
歯科医院経営を上手くやっていくために必要なことは、幼少期に教わった「人として基本的に大切なこと」と同じです。
歯科はチーム医療であるからこそ、スタッフの一人ひとりを尊重することが大切なのではないでしょうか。
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