口呼吸とは何か?口呼吸の根本原因 #2
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*2022年10月3日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。
本講義は井上先生に代わり木村先生より、口呼吸の根本原因をテーマに解説をいただきました。
まずは「session1 口呼吸とは一体何か?」の解説をいただきました。
良い呼吸とは、シチュエーションによって呼吸パターンを変えられる状態のことを指します。
一方の悪い呼吸とは、常に同じパターンの呼吸をしている状態です。
人は100%鼻呼吸で生きていくことはできないため、それぞれのシチュエーションによって使い分けることが大切です。
ただし、普段は鼻呼吸に傾き、必要時に口呼吸へ切り替えられることが「良い呼吸」であると述べられました。
さらに、混同して議論に上がることの多い「口呼吸」「お口ぽかん」「低位舌」の違いについて解説いただきました。
ここでは、それぞれ似たような言葉ではありますが、切り離して考える必要があることが分かりました。
では、口呼吸のスタートライン(判断基準)はどこでしょうか。
木村先生は「安静時に舌が口蓋に吸盤のように軽い陰圧で吸い付いている状態」の崩壊がスタートラインであると述べられました。
反対に「安静時に舌が口蓋に吸盤のように軽い陰圧で吸い付いている状態」の回復が、口呼吸のフィニッシングラインです。
次に「session2 口呼吸はなぜ起こる?口呼吸を引き起こす根本原因」について解説いただきました。
朝日大学の斎藤教授が発表した論文によると、日本の子どもの30.7%が「お口ぽかん」を示していることが分かります。
さらに、小・中学生を対象にしたアレルギー性疾患の有症率を見てみると、アレルギー性鼻結膜炎の有症率が上がっています。
先ほどの年齢別お口ぽかんの割合と比較すると、同じような傾斜で右に上がっていることが分かります。
つまり、アレルギー性疾患とお口ぽかんの関係性は、否定できないのではないでしょうか。
次に、井上先生のRoot Gear modelにある「1≫根本原因」の詳しい解説をいただきました。- A.舌小帯・上唇小帯
- B.鼻閉(アレルギー体質)
- C.生活習慣
- D.遺伝疾患
の四つに分けられています。
それぞれ関連のある資料や論文、症例画像などを用いて根本原因について追及いただきました。
遺伝疾患については、避けられない部分ではありますが、しっかりと聴取して原因である可能性を探ることが大切です。 - A.舌小帯・上唇小帯
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