＊2022年1月28日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。

まず初めにインパクトのある症例を供覧してくださいます。
歯頚部全体に歯石がべったり、臼歯部は歯の表面が歯石に覆われてしまっているような症例です。
1か月後に患者さんはどうなったのか、ご注目ください。

ブラッシングの重要性を説く上で、前岡先生がまず最初にお伝えしたいのは「歯科医療従事者はブラッシングができない」という事実です。
これを聞くとお怒りになる方も多いと思います。ですが、大学や国家試験でブラッシングの実技試験がありません。

ここで、ブラッシング指導を行うにあたり、前岡先生自身がプロとして恥ずかし過ぎるなという体験をシェアしてくださっており、ブラッシング指導の難しさについての理解が深まります。

歯周基本治療の最初の一歩は、私たち歯科医療従事者が自分の口腔内を完璧に磨けるようになることです。
その手法を体現した「術者の100％磨き」についてお話くださいます。
100％磨きとは何なのかの解説とともに、なぜそれが必要なのかのメリットを3つ解説してくださっています。

では具体的に「100％磨き」はどう行うのでしょうか。
使用する器具、かける時間、染色液の選定方法、チェックする際の注意点などは是非プレゼンテーション内でご確認ください。

100％磨きのやり方を聞くと余裕そうに思えますが、そんなことはありません。
実際にどれだけ過酷なのか、以前に前岡歯科医院に勤務していた歯科衛生士さんの100％磨きに挑戦した軌跡を供覧してくださいます。