タングタイの治療・まとめ #4
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*2022年11月8日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。
#3では、タングタイには前方と後方があることや、コンペンセーションについてお話いただきました。
今回はタングタイの治療について、症例写真を交えながら解説くださいます。
伊藤先生は前回の井上先生との対談にもあったように、タングタイの治療において「切除・切る」という言葉を使われません。
なぜならただ切るというわけではなく、制限されている機能を回復するために行うものだと考えているからです。
そのため「タングタイ リリース」と呼んでいると言います。
しかし、実際に行うのは「切開・切除・粘膜形成術」といった外科処置です。
動画内では、それぞれがどのような処置なのかイメージしやすいように、気球を例にしてご説明くださっています。
わかりやすくまとめられているため、ぜひご覧になってみてください。
続いて症例写真から、リリース前後の変化の様子を比較してみられるようになっています。
ここで注意すべきことは、ただリリースをしただけで機能が回復するわけではない、ということです。
今まで正常に機能していなかったものを機能させるためには、やはりトレーニングが必要になります。
また処置前にトレーニングをすることで、オトガイ舌筋が機能しているのかどうか、という点も確認できるようになると言います。
この患者様には、形成と縫合による処置を行いました。
リリース前後の舌の動きの違いを、ぜひご確認ください。
今回の4つの動画のまとめとして、伊藤先生は次のように述べておられます。
タングタイの治療は「切るか切らないか」ではなく「機能不全で困っていることを改善する」ものです。
例えばハート舌の患者様がいるとする場合、皆さんは何を一番に考えるでしょうか。
伊藤先生は、ハート舌で困っていることではなく、別の点に焦点を置いて欲しいとおっしゃっています。
それは「丸呑みをする・食事を早く食べられない・母親に怒られるなど、ハート舌により生じる問題を解決する」ということです。
患者様が何に困っているのか、治療により何を変えられるのかをきちんと診断した上で、舌の機能の改善を試みるのです。
このように、患者様のお悩みに対して根本からアプローチできることは、大きな価値となるのではないでしょうか。
最後の対談では、井上先生との出会いのきっかけや、伊藤先生が「舌」について学ぶきっかけとなったこともお話くださっています。
先生方の、子供たちに対する温かい想いを感じていただけるでしょう。
また2022年に設立された日本小児口腔発達学会についても言及されています。
ご興味のある方は、こちらもご覧になってみてください。
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