主観的および客観的情報を活用したメインテナンス―科学的な介入計画立案と実践―│柏井 伸子先生
- 価格
- 14,000円〜(税込)
- 付与ポイント
- 1% (127pt〜)
-
- 00:50 〜 「主観的および客観的情報を活用したメインテナンスー科学的な介入立案と実践ー」柏井伸子先生
- 01:03 〜 本日の内容
- 01:20 〜 全身疾患と歯科治療の関連性
- 05:09 〜 歯周病分類:ステージ&グレードと
- 07:27 〜 歯牙喪失原因
- 10:04 〜 超高齢社会でのリスクファクター 1.全身疾患
- 13:10 〜 2.運動機能の老化現象(サルコペニア、フレイル)
- 16:23 〜 高血圧症
- 20:38 〜 心疾患(菌血症)
- 25:53 〜 糖尿病
- 33:14 〜 炎症性サイトカイン
- 34:09 〜 骨粗しょう症
- 41:55 〜 主観的および客観的情報の活用ーPCR法、BOP、X線写真
- 50:00 〜 オッセオインテグレーションと歯科用インプラントの特性とは
- 51:25 〜 AAP&EFPのコンセンサスとプロービングの重要性
- 52:13 〜 インプラント周囲組織疾患
- 53:39 〜 【症例】歯周病・インプラント周囲炎からの脱却 72歳女性 非喫煙者
- 54:10 〜 フッ化物のチタンへの影響
- 56:08 〜 継続的なSPTの必要性
- 57:13 〜 PCR検査、プロービング圧、メインテナンス時に使用する器具について
- 01:05:00 〜 【デモ】微粒子パウダーによるバイオフィルム除去
-
*エアフローⓇはEMS S.Aの登録商標です。
歯科治療の全身疾患との関わりは今や避けて通れない時代です。
現在担当している患者様の中にも、何らかの病気をお持ちだったり、薬を服用している方がきっといらっしゃるでしょう。
今回の動画では、そのような方を見ていく上でどのようなことに注意していくべきか考えていきます。
臨床において「私たちも患者様も頑張っているのになかなか歯肉や粘膜が良くならない」というご経験をされたことはありませんか。
そんな時には「TNF-α・PGN・LPS」という3つのワードを思い起こしていただきたい、と柏井先生はおっしゃいます。
これは歯周疾患とも関係があるからです。
糖尿病や歯周病の場合、炎症性サイトカインTNF-αが放出され、私たち自分自身の組織を破壊していきます。
さらに細菌の残留は、PGNやLPSの継続的な産生に繋がるでしょう。
これらは私たちの体にとっては毒素であり、一見良くなっていても検査してみると改善されていないということが起こるのです。
2017年に行われた米国・欧州の歯周病学会のコンセンサスにより、歯周病分類が「ステージ&グレード」になりました。
さらにインプラント周囲疾患と状態に関する分類も新たな考え方が発表されています。
本動画のテーマはインプラントですが、そもそも患者様がなぜ歯を失ったのか、その原因を考える必要があります。
なぜならそれを基準にしてメインテナンスの間隔が決まるからです。
次に超高齢化社会である日本において、私たちが考慮すべき点についてお話いただきます。
TBIをする時は、患者様の状態も考えた上で実践可能な指導をする必要があります。
例えば白内障・緑内障で見にくい、腕の筋肉・握力低下で歯ブラシをしっかりキープすることが難しい場合などがあるからです。
また全身疾患では口腔内に影響する服薬があり、高血圧のジヒドロピリジン系Ca拮抗薬では副作用に歯肉増殖があります。
糖尿病では、SU薬やインスリン服用による低血糖、SGLT2阻害薬による口渇があるでしょう。
そして骨粗しょう症ではBP製剤服用による顎骨壊死の可能性など、考えた上でメインテナンスを行うべきだとおっしゃっています。
続いて歯周病の大きな原因であるP.g菌や、それを調べるPCR検査についてもご説明くださっています。
P.g.菌が産生する3つの酵素については、必ず覚えておくようにとのことです。
他にもプロービングの重要性やフッ化物のチタンへの影響、継続的SPTの有無で5.9倍差が生じることなどもお話があります。
こちらも確認しておきたい内容です。
最後は柏井先生がお使いになられている器具・器材の紹介、PCR 検査・微粒子パウダーによるメインテナンスのデモがあります。
染め出し液の活用やポジショニング、エアフロー・超音波スケーラーの当て方、ノズルチップについて具体的に説明されています。
早速取り入れられることが多く、大変勉強になるデモです。
ぜひご覧ください。
*エアフローⓇはEMS S.Aの登録商標です。
Doctorbook academy
本サイトは、歯科医療に従事されている皆さまを対象に情報提供するサイトです。
あなたは歯科医療従事者ですか?
※一般の方は患者向けサイトDoctorbook をご覧ください
Facebook ログインの確認
Doctorbook academy は Facebook ログインをサポートします。
Facebook アカウントより必要な情報を取得します。
許可する場合、YES を押して Facebook 連携に進んでください。
誤って Facebook ログインを選んだ場合は NO を押してください。