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まず、古畑先生の症例です。
50代の男性患者様で、右下第二大臼歯が噛むと痛い、冷たいものがしみるという主訴でした。
口腔内カメラによってクラックラインが確認されました。
デンタルの診断では根尖病変は認められず、可逆性歯髄炎と判断され、治療計画が立てられました。
古畑先生は、矯正用バンドで囲繞した後、歯冠修復による治療方針を取りました。
古畑先生は、バンド装着後の歯髄反応をみる期間についての研究論文を参考に、適切な経過期間を見極めるポイントを披露しています。
この症例の難しさを振り返りながら、古畑先生の診断プロセスに迫ります。
この症例から古畑先生が提示したテーマは3つあります。
1つ目は、根管治療中のTEKの有無。
2つ目はCTSで歯髄保存した場合の歯髄狭窄リスク。
3つ目はマイクロリーケージとCTSの痛みの類似です。
これらの議題に対し、吉岡先生からもご意見が寄せられます。
バンド装着の意義については、吉岡先生が異なる意見を示し、さらなる議論が繰り広げられます。
クラックの深さが大きく影響する、歯髄狭窄による抜髄デメリットも論じられます。
治療のタイミングに関する意見交換も行われ、どの段階で積極的な治療を行うべきかについて議論が展開されました。
さらに、マイクロリーケージに関する吉岡先生独自の見解や、歯冠修復後の痛みへのアプローチも示されます。
ご自身ならどのように対処するか考えながら視聴いただくことで、より深い理解が得られるでしょう。
最後に、CTSから歯を失うケースが多くなっている現状について触れられます。
ぜひ、吉岡先生と古畑先生の対談から得られる洞察や経験を、臨床の現場で活かしていただければ幸いです。
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