マーケティングの活用と「隠れ家的歯科医院」開設

東京都文京区で「ゆりの木歯科医院」を開業されている、竹末寿子先生にお話を伺いました。
先生はマーケティングを駆使し、開業から10年後には理想とする「隠れ家的歯科医院」を開設しました。
先生の成功の秘訣を垣間見てみましょう。

最初に先生が注力したのは、患者様のペルソナ設定です。
「いつだってキレイでいたい」をキャッチコピーに、特に40代から50代の女性をターゲットに据え、そのニーズに応えるクリニック運営を心がけました。
その結果、クリニックは年々売上を伸ばしています。

「歯科で患者様の全身の健康を守りたい」

しかし、開業当初は経営のストレスから慢性関節性リウマチにかかりました。
この苦難の期間に病気の原因論を勉強し、歯科が患者様の全身の健康に与える影響に気づきました。
金属の補綴物や歯周病菌の悪影響を排除し、患者様の健康を守りたいという情熱が生まれました。
今では医科から全身疾患を持った患者様を紹介いただくことも多いそうです。

そして出会ったのが、生田図南先生の書籍『わたしの生田歯科病院』です。
感染症対策についての記述に触発され、安心安全な医療を提供することを決意。
自分の経験から感じたことを患者様にも提供したいという思いが、今の成功に繋がっています。

女性スタッフが輝ける環境作り

2018年、クリニックは隠れ家的な雰囲気を持つ場所として移転リニューアル。
スタッフ全員に情報が行き渡るように、マニュアルを動画で作成し、YouTubeで公開。
診療エラーを防ぐために、クリニックは何回もリノベーションを施し、診療に最適な環境を整えています。
また、女性スタッフが働きやすい環境の確保にも注力しています。

診療に最適化された設備や、マンパワーの確保に欠かせない福利厚生について、動画で詳しくお話しいただいております。
ぜひご視聴ください。

▶ゆりの木歯科医院 公式HP