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*2023年9月13日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。
日常臨床で根管治療を行う中で、症状が軽快しないといった悩みを抱える先生方も多いのではないでしょうか。
今回は、それらの症状の原因が何なのかを根管の解剖学的な観点に着目して解説されています。
多くの場合、エンド治療での疼痛の原因は歯原性です。
歯原生の原因は、細かく根管内由来の感染と根尖孔外の感染に分けられます。
そのほとんどが、根管内の感染が原因であり、エンド治療で対応が可能です。
つまり、根管内の感染源を如何に取り除くかやどこに潜んでいるのかを理解することが重要です。
感染源が最も潜みやすい部分に未治療根管の存在があります。
その他にもイスムス、フィンなどの形態異常も感染の原因になります。
中でもイスムスがある場合は、ロータリーファイルにより切削片が流れ込み、病状を悪化させる可能性もあるので注意が必要です。
根管内由来の感染の原因はイスムスの存在、洗浄不足、未治療根管など6つほどあります。
これらが複雑に組み合わさり感染源が除去しにくい状態となっているわけです。
次に洗浄不足についてです。
根管治療では、次亜塩素酸による殺菌洗浄を軸とすることが重要です。
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