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*2023年10月18日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。
噛み合わせに明らかな問題がある場合や歯周病で噛み合わせが良くない場合もODS Ⅰ型に分類されます。
顎関節や咬筋や側頭筋の咀嚼筋に問題がある場合はODS Ⅱ型に分類されます。
Ⅰ型Ⅱ型でもない場合はⅢ型に分類されます。
特徴としては、噛み合わせで痛みが生じていたり、動揺があるわけでもないが、噛み合わせに違和感を感じている状態のことを言います。
咬合違和感の症状に影響する修飾因子があることもポイントになります。
修飾因子には心理社会環境因子や精神的因子などが強く関係している場合には、咬合の違和感を強く訴えることがあります。
性格的な要因が強い方の特徴は、几帳面、まじめ、強迫的観念、自分で診断し治療法を指示する、材料に関して異常に詳しく専門用語を使う方が当てはまります。
社会性の要因が強い方の特徴は、仕事、家族、人間関係のストレスが背景にある、急患の予約を強引に取り感謝の言葉もない、不登校、休職中、定職がない傾向があります。
感情的な要因が強い方の特徴は、昔削られた歯のことを忘れられず、トラウマ、不信感、不安を持っている、前医のことを悪くいい信頼関係がないと起こる傾向があります。
理解力の要因が強い方の特徴は、理解力に乏しく、毎回治療手順の説明になってしまう、治療歯以外の歯の不調を訴えてきたりすることがあります。
精神疾患の要因が強い方の特徴は、1日中噛み合わせのことが気になり仕事や家事が手につかない、頭痛やめまいがあり、歯を全部抜いてほしい、などと要求してくることもあります。
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