歯周病治療は、単に口腔内の問題に対処するだけではなく、患者全体の健康を考慮する必要があります。
本講義では、歯周治療のアプローチを、医療チームとしての視点から詳しく解説しています。

なみき通り歯科では安藤先生の指導のもと、エビデンスベースの医療（EBM）の原則に基づき、最新の科学的根拠、専門的技能、患者の価値観やニーズを統合した治療法を採用しています。
3つの症例を通じて、チーム医療の重要性を解説いただきました。

最初の症例では、エビデンスのみに基づいた歯間乳頭保存術の成功を示しています。
次に、エビデンスと経験のみに頼った治療が失敗する事例を紹介し、宿主要因や生活習慣要因へのアプローチの重要性を強調しています。

特に注目すべきは、3番目の症例です。
医科との連携を図り、宿主要因や生活習慣要因へ積極的にアプローチすることで、歯周治療・矯正治療・補綴治療を統合して効果的に治療を行っています。
口腔内だけでなく全身状態の改善にも注目し、管理栄養士による食事指導や医科連携で生活習慣の改善を図っています。

この動画は、歯科医師や歯科衛生士だけでなく、他職種の医療従事者にとっても有益な内容です。
EBMを基にした歯周病治療のアプローチを学び、患者様一人ひとりに寄り添った治療を実現するための洞察を得ることができます。

ぜひ、この動画をご覧になり、臨床におけるチーム医療の重要性を再確認してください。