Generalized Aggressive Periodontitis Stage IV Grade C に対するインプラント治療戦略|山口文誉先生インプラントCase - ペリオコングレス session5
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- 8,800円〜(税込) (D+会員 7,040円〜(税込))
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トップバッターは横浜でご開業の山口文誉先生です。
テーマは「若年層の重度歯周病患者」「インプラント」です。
また、初診時資料に入る前に、山口先生から、「歯周病新分類」「広汎型侵襲性歯周炎に対するインプラント治療」についてをレクチャーいただきます。患者概要は以下の通りです。
患者様は27歳の女性です。初診来院は2009年7月です。
歯科に対する恐怖心が非常に強く、本格的な施術を開始する2015年2月まで、山口文誉先生がプロケアをされていらっしゃいました。
術者自らの長期的なメインテナンスを経て、ラポールを形成された後からの治療開始となります。
患者さんへの診断は「広汎型歯周炎 StageⅣ Grade C」となります。
こちらの患者さんの治療計画について、山口先生から3つ、治療計画をご提示いただき、ディスカッションを進めてまいります。山口先生の圧巻の症例解説を是非御覧ください。
【講師抄録】
2018年に約20年ぶりに歯周疾患の新分類が公表され,慢性歯周炎と侵襲性歯周炎が1つの歯周炎となり、歯周病の重篤度や進行度をより捉えやすくするためにStage/Grade分類が採用されることとなった。
しかし、新分類になったとしても歯周疾患に対して感受性が強く、進行の早い患者がいなくなったわけでも治療法が突然大きく変わったわけでもない。89年AAP分類で早期発症型歯周炎、99年AAP分類で侵襲性歯周炎と診断された歯周炎患者は、2018年EFP/AAPの新分類に当てはめるとGrade Cに相当し,その表現型は、バイオフィルムの蓄積程度以上の組織破壊量、急速な進行and/or早期発症を示唆する臨床徴候をもつ歯周炎であるとされている。
広汎型歯周炎StageⅣ Grade Cの患者の場合、初診時の段階で多くの歯が保存困難であることも少なくなく、患者の年齢も比較的若いことからインプラント治療による固定性補綴物を希望される事も少なくない。
今回、最も重篤度が高く・進行の早い、広汎型歯周炎StageⅣ Grade Cの患者に対するインプラント治療に関し一緒に考えてみたい。
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