症例検討3番目は斎田寛之先生による、義歯を用いて治療を行ったケースです。

テーマは「高齢の重度歯周病患者」「有床義歯」「歯の保存」です。

患者概要は以下の通りです。

2008年3月斉田歯科医院へ受診された70歳の男性です。斎田先生のお父様が診ていた患者様を引き継がれました。
「歯肉が腫れた」を主訴に来院されました。

歯周病の分類は「StageIV Grade C Type4」
18歯が残存しておりますが、骨欠損が顕著に見られ、非常にシビアです。
Eichnerの分類は「B1」、宮地の咬合三角は「第2エリア」です。

この患者様にどのように治療計画を立案し、実際にどのような治療をされたのでしょうか。
どうぞ御覧ください。