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顕微鏡下での治療におけるデンタルミラーの重要性と適切な使い方について説明しています。
デンタルミラーには内面反射ミラーと表面反射ミラーがあり、顕微鏡下では表面反射ミラーを使用する必要があります。内面反射ミラーでは像が二重に映ってしまうためです。表面反射ミラーは明るくクリアな像が映り、マイクロスコープに適しています。
ミラーのサイズは22mmの#4が一般的ですが、一つのサイズだけでなく複数のサイズを揃えておく方が治療時に役立ちます。また、ミラーは傷や汚れ、水滴、曇りなどで見えなくなる可能性があるため、適切なメンテナンスが重要です。
ミラーテクニックのコツとしては、対象物からできるだけ離れた位置にミラーを配置し、ハンドピースを長めに持つこと、焦点距離を長くとること、入射角と反射角を小さくすること、歯の縦軸とミラーの縦軸を合わせることなどが挙げられます。
特に口腔内側面の観察は難しく、ミラー像と直視を併用したり、ミラーの位置を8~9時方向に変更したりするなどの工夫が必要とのことです。ミラーテクニックを適切に行うことで、視野を確保し、診療効率が上がるということです。
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