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今回の動画では、下の前歯の歯茎の腫れを訴えて来院された患者様の症例を取り上げ、陥入歯の診断と治療のポイントを紹介します。
デンタル画像での早期発見、適切な治療計画、そして定期的な経過観察の重要性を再確認しましょう。
動画の最後に、本講義のポイントをまとめていただきました。
ぜひ、陥入歯治療の勘所を再確認して、日常臨床に役立ててください。
患者様の主訴:下の前歯の歯茎が腫れる。
診断:
右下2番の歯に対して、EPT(+)、冷温痛(+)、打診痛(+)の結果が得られました。
また、デンタル画像で2本の不透過性のラインが確認され、CBCT撮影により陥入歯タイプIIIBと判断されました。
治療:
陥入部のみの根管治療が必要と判断され、治療を進めると腐骨が見つかりました。
陥入部をMTAセメントで充填し、アクセス部はCR充填で封鎖を行いました。
治療後24ヶ月の経過観察では、CBCT撮影で透過像が消失していることが確認できました。
【学びのポイント】
1. 陥入歯の早期発見:
デンタル画像で不透過性ラインの有無を確認することが、陥入歯の早期発見に繋がります。
2. 適切な治療計画:
陥入歯のタイプを把握し、陥入部のみの根管治療を実施することが重要です。治療中に発見された腐骨を適切に対処することもポイントです。
3. 定期的な経過観察:
治療後の経過をCBCT撮影で確認し、透過像の変化をチェックすることで治療の成功を確実にします。"
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