Trouble. 上顎総義歯、試適時に維持がない
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今回は上顎総義歯、試適時に維持がないというトラブルについて解説しています。
維持が得られない場合のウォッシュの検討について、まずは症例映像で示しています。
試適時に上顎総義歯が外れやすいことがおわかりいただけます。
対処法として、まずは最終印象採得時の写真を確認し、不備がなければウォッシュは必要ないでしょう。
模型上で後縁を再封鎖し、維持が得られるかどうかを確認する方法を提案されています。
この手順を経て、維持が得られない場合はウォッシュを検討するべきだと先生は述べられています。
詳しい理由については、動画内で詳しく解説しているのでご確認ください。
次に、模型上での後縁再封鎖による維持確認について解説頂きました。
印象採得時の写真に不備がない場合、模型上で後縁を再封鎖し、維持が得られるかどうかを確認する方法が提案されています。
具体的な手順として、ユーティリティワックスを使う方法をご紹介いただきました。
ユーティリティワックスを後縁の内側に盛り、模型に押し付けることで、維持が得られるかどうかを確認できます。
ポイントについては動画内で詳しく解説しています。
ご確認ください。
また、模型上での後縁再封鎖によっても維持が得られない場合は、ウォッシュを検討してください。
印象採得時に維持が得られていたという自信があれば、基本的にはウォッシュは必要ないことが多いと強調されています。
明日からの臨床でお役立てください。
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