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動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画・舌で口唇をなぞるトレーニングの手順とポイント
【おさらい】
♦︎上唇に空気を溜めるトレーニング:口唇閉鎖力を鍛える
・上唇が山の形→上唇を閉じる力が弱く口呼吸になりやすい
・はじめは口唇閉鎖力が足りず空気が漏れ出てしまうこともあるが、トレーニングを続けることで10秒キープできるようになる
[手順]
①上唇の内側に空気を入れる
②パンパンに空気を入れて10秒キープする
♦︎「いー」「うー」のトレーニング:口腔周囲筋を鍛える
・口角が下がって表情筋の乏しい子や口呼吸の子に効果的
[口呼吸の顔貌の特徴]
・お口がポカンと開いている
・口角が下がっている
・下唇が分厚い
・口唇が乾燥している
・オトガイに梅干し様のシワがある など
[手順]
①「い」の口をして口角を横にひき、3秒キープする
※口角は下がらないように、なるべく口角上げるように意識する
口角が下がってしまう場合は、軽く指でサポートをしてもOK
②「う」の口にして唇をしっかり突き出し、3秒キープする
③「い」「う」を繰り返し、10回を目安に行う
補足情報 [1日のトレーニング目安]
・数あるトレーニングの中から状況に合った2,3種類のトレーニングを課題として指導するとよい
・1種類につき5回〜10回を目安に行う
・全てをやっても3分あればできるくらいからのスタートが始めやすい
・朝・昼・夜とできれば1番よいが、最低でも1日1回はタイミングを見つけて行ってもらう
(ハードルを上げすぎないように!)
補足情報 [習慣化してもらうために]
・歯磨きの前に、動画サイトを見る前に、ゲームタイムの前に、おやつの前に、など
日々の生活とセットにしてもらうと習慣化しやすい
・かわいいカレンダーで取り組みの見える化も◎
補足情報 [トレーニングの際の注意点]
★トレーニング中は足裏が床につくようにする
・チェアサイドでは足が届く椅子を用意するか、立ってトレーニングを行う
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