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みんプレ限定
2024年10月7日(月) 公開

01.正しいお口の姿勢

  • みんなプレミアム限定!
    動画で学べる 歯科衛生士のための学習動画

    ・MFTとは
    ・正しいお口の姿勢について
    ・臨床での注目ポイント

    【おさらい】
    ・MFT(口腔筋機能療法)
     舌や口唇、頬などの口腔周囲筋の機能を改善するための訓練法

    [正しいお口の姿勢]★体の姿勢にも気を付けて、猫背にならないように意識していただく
    ・スポット
    ・フリーウェイスペース
    ・口唇閉鎖

    [舌の位置]
    ● 正しい舌の位置:舌尖がスポットにあり、舌根まで挙上されている
     ・正しい舌の置き方
      ①舌の先をスポットに置く(この時舌は歯に当たらない)
      ②舌全体を口蓋に吸い上げる

    ● 誤った舌の位置
     ・舌の先はスポットにあるが、舌根が下がっている
     ・舌尖が歯に触れている
     ・舌が上がっておらず、舌尖が下顎前歯舌側にある(低位舌)

    [フリーウェイスペース]:下顎の最もリラックスした位置で上下の歯が2〜3mm離れた隙間のこと
    ・安静時にフリーウェイスペースが確保されているのが正常
    ・TCHや夜間の歯ぎしりのある方は、フリーウェイスペースがなく舌を上手く使えていない可能性がある

    [口唇閉鎖]
    ・無理に力をかけず自然に口唇が閉じている状態が理想

    ● 誤った口唇閉鎖
     ・気を抜くと口唇が開く(口呼吸のある方)
     ・無理な力での口唇閉鎖(オトガイにウメボシ様のしわが出る)
     ★何もしていない時のお口元に注目してみよう

    [1日のトレーニング目安]
    ・数あるトレーニングの中から状況に合った2,3種類のトレーニングを課題として指導するとよい
    ・1種類につき5回〜10回を目安に行う
    ・全てをやっても3分あればできるくらいからのスタートが始めやすい
    ・朝・昼・夜とできれば1番よいが、最低でも1日1回はタイミングを見つけて行ってもらう
    (ハードルを上げすぎないように!)

    [習慣化してもらうために]
    ・歯磨きの前に、動画サイトを見る前に、ゲームタイムの前に、お菓子の前に、など
     日々の生活とセットにしてもらうと習慣化しやすい
    ・かわいいカレンダーで取り組みの見える化も◎

    [トレーニングの際の注意点]
    ★トレーニング中は足裏が床につくようにする
    ・チェアサイドでは足が届く椅子を用意するか、立ってトレーニングを行う

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