
FDO理論に基づく咬合調整|園田晋平先生
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咬合調整時に先生方は何を基準に調整しているでしょうか?咬合と一口に言っても、様々な理論があるので複雑ですよね。
今回はK2というスタディグループから園田先生にFOD理論を中心に、咬合調整についての考え方を講演していただきました。
K2は、咬合について深く追求している勉強会です。そのルーツは桑田先生の咬合理論、や哲学を受け継いでいるグループです。
まずは、「咬合」について基本的な内容をおさらいしましょう。
咬合とは文字通り嚙み合わせを意味します。しかし、実際は静的な状況と動的な状況の2つに分けることができます。静的な状態とは、静止位における歯の接触関係を意味します。
また、動的状態はchewing cycleに代表されます。咀嚼運動時は、咬頭嵌合位に到達する寸前に、開咬状態になるとされ、「寸止め」の状態で繰り返されます。
このため、動的状態では、上下歯列の「近接関係」が特に重要になってくるのです。
これを踏まえたうえで、Functionally Discluded Occlusion(FOD)とは何のことでしょうか?
先ほどの咬合の考え方と併せて、静的状態と動的状態に分けて考えてみましょう。
まずは、静的状態におけるFODとは、可及的多くの歯が同時にかつ均質に接触している状態のことです。この時、前歯部は歯軸傾斜を考慮して、できるだけライトコンタクトに調整することが望ましいとされます。これを念頭にすると、静的状態における適切な咬合状態は「Area of centric」を実践することです。この考えは極めて重要になるのでぜひ覚えておきましょう。具体的には、咬頭対窩の関係で点接触にすること、接触点周囲に遊びをつくることが重要な基準になります。
次に動的過程について考えてみましょう。
ここで重要になってくるのが、咬頭嵌合位における接触点周囲の1~2ミリの範囲です。したがって、immediate disclusionがとても重要です。近年、主流になりつつあるジルコニアを用いて修復を行うと生体側が破壊される原因になるので注意が必要です。この時、離開の程度は、後方臼歯に行くにつれて、接触度合いを広くしていくように調整することが重要になってきます。
以上のことを踏まえて、症例を見ながら、咬合調整の実際について見てみましょう。
実際の臨床の現場では、1歯を治療するにしても全体の咬合管理は欠かせません。55歳女性で、左上6の破折を契機に全顎的な咬合管理を行った症例です。園田先生が咬合調整を行う際に何を基準に調整しているのかをステップごとに解説いただきました。
咬合は先生方も、とっつきにくい部分が多いと思います。
この動画を見て、一つの参考にしてみてください。
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