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「治らない根管」 の考え方と対応法③ 〜かかりつけ医が実践する歯内療法のアプローチ〜 上顎大臼歯編

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13,200円〜(税込) (D+会員 10,560円〜(税込))
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1% (通常:120pt〜 D+会員:96pt〜)
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    • 00:42 〜 自己紹介
    • 01:47 〜 本講義の対象となる先生
    • 02:36 〜 松田先生の根管治療診療体制紹介
    • 03:57 〜 根管治療とは?
    • 06:18 〜 日常臨床のよくある悩み
    • 07:33 〜 症状が治らない根管の大まかな原因
    • 09:29 〜 歯内療法で感染源が残りやすい場所とその多さ
    • 09:52 〜 未治療根管
    • 13:40 〜 狭窄・湾曲根管への対応
    • 15:38 〜 上顎大臼歯の根管治療(MB2について)
    • 17:28 〜 Vertucciの分類
    • 27:35 ~ イスマスの存在 
    • 39:47 〜 実際の臨床
    • 40:49 〜 MB2を根管治療した症例
    • 46:09 〜 フィンの根管治療をした症例
    • 48:50 〜 根管が狭窄している症例
    • 57:14 〜 MB2が主根管の4症例
    • 1:18:38 〜 パーフォレーションしていた症例
    • 1:29:10 〜 MB2が独立して狭窄している2症例
    • 1:44:20 〜 クリニック、歯内療法セミナー紹介
    • 1:45:46 〜 【Q1】レッジを作らないようにするには?
    • 1:46:50 〜 【Q2】根管内バキュームチップの種類は?
    • 1:47:40 〜 【Q3】参考になった書籍は?
    • 1:48:50 ~ 【Q4】ニッケルチタンファイルの長さは?
    • 1:49:34 〜 【Q5】即日根管充填後、コア築造、TEKに関して期間や材料等
    • 1:51:30 〜 【Q6】Rパイロットファイルの寿命は?
  • 『かかりつけ医が実践する歯内療法へのアプローチ』シリーズ第3回は、上顎大臼歯のマイクロエンドを徹底解説します。

    まず根管治療の基本原則を再確認していきます。
    根尖孔から2~3mmに細菌が集中するため、ありとあらゆる根管口の完全封鎖が成功の鍵となります。根管内由来の残存感染源、特に未治療根管への対応では、マイクロエンドが威力を発揮します。松田敦至先生考案の「RAPT法」なら、狭窄・湾曲根管の穿通が劇的に改善されます。

    上顎大臼歯治療で最も見逃しやすいMB2(近心頬側根2根管目)。
    実はMB2は治療しなくても治癒するケースがあります。動画では治癒パターンを詳細解説していますので必見です。治療が必要なMB2探索には、CBCTとマイクロスコープの併用が効果的です。
    近年話題のVR技術による根管探索も、ご紹介いただきました。

    もう一つの感染源であるイスマス(根管間を繋ぐ通路)は、根尖孔から3~5mm付近に存在し、特別な器具と技術が必要です。松田敦至先生愛用の道具も詳しくご紹介いただきましたので、ぜひ参考になさってください。

    続いて、症例を見ていきます。

    最初の症例はMB2未処置でイスマスに根管充填材が入り込んでしまった症例です。
    MB2を拡大することで、合流部につまった充填材がでてきました。

    次の症例はフィン=根管の形状が側面に細く延びている状態がある症例です。
    フィンは非常に細いため、マイクロエキスカを使用して丁寧に充填材を除去します。

    次は、根管が極端に狭窄している症例です。
    イスマスが点であるか面であるかで、切削の方法が変わり、その判断はとても難しそうです。

    続いて、主根管がMB2だった4症例です。
    MB1は弯曲やレッジ=段差が強くて尖通が難しく、MB2から容易にアクセスすることができました。
    4症例目はMB2にもレッジがあり、1-2間に根管がありました。
    開かない根管には、他に主根管がある等、必ず理由があります。

    次は、パーフォレーションを起こしていた症例です。
    MB2を穿通、MB1の弯曲が激しく穿孔部周辺を綺麗にして、本来の根管は様々な問題で治療を断念、
    半年後に治癒を確認しました。
    根管を無理に触らなくても、根管口の封鎖が出来ていれば治癒することが分かります。

    そして、MB1・2独立して共に狭窄している難症例2症例です。
    これこそ、それぞれの根管をRAPT法で形成し、レッジを作らないようにするコツをお伝えしています。

    質疑応答では細部まで丁寧に回答いただきました。
    根管口探索から根管充填まで、動画で学べる貴重な機会をお見逃しなく。

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