下顎埋伏智歯抜歯:各論 #2
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下顎埋伏智歯抜歯のアドバンスドベーシックコースを、お届けします。
パート2は午前座学の部、山崎 新太郎先生の講演です。
口腔外科の登竜門、下顎埋伏智歯抜歯の各論を解説します。
埋伏智歯抜歯の「抜くべきか」「残すべきか」を臨床例とエビデンスで整理し、
神経解剖とリスク低減の考え方、術式の基本、術後管理までを一連の流れで解説します。
講義は、初診対応から最終縫合・服薬まで、現場で役立つ判断軸と手順にフォーカスします。
▼適応判断と合併症リスク
近心傾斜や部分萌出で清掃不良・隣在歯への悪影響が強い場合は抜歯適応です。
一方、機能咬合・清掃良好な8番は保存も選択肢です。感染兆候(開口障害・びまん性腫脹等)
は重症化に注意し、急性期の対処とタイミングを押さえます。
▼解剖の押さえどころ
下歯槽神経・舌神経の走行を立体的に把握し、CT評価で位置関係と皮質骨厚を確認します。
切開は骨の裏打ちを触知しながら安全域で行い、骨膜損傷を最小限にして腫脹抑制を図ります。
リスクは術前同意で定量的に説明します。
▼症例1:16歳・近心傾斜智歯
第2大臼歯への明確な悪影響を示す症例では、牽引や抜去を含む計画を提示し、
早期介入の意義と手技上の留意点を示します。(病変は病理へ提出し確定診断を得ます)
▼症例2:17歳・浅在智歯
骨のしなりを活かした最小侵襲アプローチで、十分な開窓と必要最小限の分割により短時間で脱臼・摘出します。
本編では、局所麻酔の入れ方(7遠心ポケットへの浸潤)、遠心切開と全層弁剥離、必要量の骨除去、防湿の徹底、主軸に垂直な分割と“逆台形”の抜去経路確保、隣在歯保護、残存不良肉芽・エナメル片の徹底掻爬、出血点の同定と圧迫止血、縫合(糸は長期放置を回避)までを具体的に解説します。
薬剤はアモキシシリンを基本に、タイミングと代替選択を整理します。
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