下顎埋伏智歯抜歯:抜歯 #4
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- 1% (200pt〜)
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下顎埋伏智歯抜歯のアドバンスドベーシックコースを、お届けします。
パート4は午後実技の部、抜歯のハンズオンです。ARを用いて分かりやすく解説をします。
本編では、智歯抜歯の基本手技を模型で実演しながら、露出(防湿)と分割、ヘーベル操作までを一連で整理します。
ストレートのシャフト熱傷回避や注水下での回転管理、視野確保のためのリトラクション配置も具体的に示されます。
▼骨削除で「防湿」し、全体像を把握
抜歯後に想定される骨レベルまで大胆に骨を落とし、まずは歯の全体像を頭に入れてから進めます。
エナメル質が見えたらそれ自体は削らず、周囲骨を落として位置の目印にします。
7番遠心まで十分に露出しないと見えず、はまりやすいので、近心・遠心の安全域から順に露出を広げます。
▼グルーブ形成と分岐部の露出
水平に平らへ落とすだけではヘーベルが掛かりにくいため、
歯根方向へ「中そぎ」のグルーブを形成して分岐部まで出します。
脱臼操作前には歯根膜に浸麻を追加し、出血と疼痛を抑えます。
▼分岐部起点の分割とヘーベル操作
分割は「分岐部から咬合平面へ」を基本に、7〜8割は切削で入れてからヘーベルで割ると、
割れの方向をコントロールできます。
深く差し込んでから静かに開き、ワーキングスペースを作ると遊びが生まれて除去が容易になります。
主に近心→遠心の順で摘出し、主冠のみ外れた時は焦らず再露出・再カットで立て直します。
▼5倍速の使いどころとトラブル対応
5倍速は賛否があるものの、分岐部の視認を得た上で使い分けると有効です。
切開設計やシャフト干渉の回避、深さの触診確認、引っかかり部の追加スライス
(“だるま落とし”の要領)など、現場で役立つ工夫が紹介されます。
質疑では2回法の術後経過についても触れ、切断面は基本的にそのまま、
腫れや痛みは抜歯と同程度、洗浄継続が必要と説明されます。
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