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2026年9月4日(金) 公開

Step5-3 下顎舌側のプロービング

  • Step5-3 下顎舌側のプロービング

    舌や歯間乳頭の影響を受けやすく、視野の確保にも工夫が必要な下顎舌側。本動画では、患者さんの顔の向きやレスト位置、ミラーテクニックを活用しながら、下顎舌側へ正確にプローブを挿入するためのポイントを解説します。

    臼歯部では、患者さんに顔を傾けてもらい、上顎小臼歯付近にレストを置くことでアクセスしやすい環境を整えます。特に最後臼歯は歯の形態が丸く、歯間乳頭の影響も受けるため、プローブを十分に傾けて挿入することが重要です。角度が足りないと、プローブ先端だけが入った状態となり、正確な測定につながりません。

    下顎前歯部では、ポケットがタイトでプローブを挿入しにくい場合もあります。その際は無理に挿入するのではなく、周囲に炎症がないかを確認しながら進めます。

    また、下顎舌側で重要になるのがミラーの扱いです。舌を上から押さえ込むと患者さんが苦しくなりやすく、舌の力が強い場合には操作もしづらくなります。そこで、歯列と舌の間へミラーを縦に入れ、そこから起こすようにして横方向へ広げます。舌を押さえつけるのではなく、脇から排除するイメージで視野を確保することがポイントです。

    左下舌側では、ミラーを左手の手背側から見る方法も紹介。ミラーを自分から覗き込みに行くのではなく、頭の位置を変えずに目線を落とし、ミラーそのものを自分へ向けます。姿勢が崩れにくくなり、ライトも確保しやすくなります。

    さらに右下舌側では、術者自身が無理に覗き込むのではなく、患者さんに右を向いてもらうことでアクセスを確保。必要な部分が終われば正面へ戻してもらい、そのまま次の部位へ進みます。

    患者さんの顔や舌を無理に押さえるのではなく、協力してもらいながら術者が見やすい環境をつくる。下顎舌側のプロービングを、より正確かつ無理のない姿勢で行うための実践的なテクニックを学べます。

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